【その悩み哲学者がすでに答えを出しています】デカルト「困難は分割せよ」

はじめに

タイトルの本は、私が強く影響を受けた本。

2019年に無職だった時、札幌で一人暮らしをして悩んでいたが、その時に衝撃を受けた本。

2025年の今、再びこの本を購入して、最初から読んでいる。

成長した今、あの頃とは違う意味で衝撃を受けている。

ルネ・デカルト「困難は分割せよ」

デカルトさんは、「我思う、故に、我あり」という名言を残した数学者・哲学者。

数学の「xy座標」を考案した天才だ。

彼は、以下の四つの概念を提唱していた。

  • 枚挙(「枚挙にいとまがない」の枚挙。もれなく数え上げること)
  • 明証(絶対にそれが正しいと認められない限りは疑い続けること)
  • 分割(どんな大きな問題も最小単位まで分割して考えること)
  • 総合(分割した一つ一つをつなぎ合わせて体系的に整理すること)

これらの四つの概念によって、学問を構築していった。

彼は、読める限りの本をすべて読んで、全てを疑った挙句、自分が今思っているという事実だけは誰も疑うことができないという「我思う、故に、我あり」という名言を生み出した。

思えば、このブログも4つの概念を体現している。

枚挙に関しては、自分の今の思いを思いつく限り言葉にしている。

明証に関しては、世の中の考えを無批判に信じ込むのではなく、自分が納得できるかどうかを大事にしている。自分の言葉で説明できるまでは、それを正しいと思わないようにしている。

分割に関しては、プログラミングについての記事を書くときに、一つの記事で収まり切らないような内容を一つの記事で書けるだけの大きさに小分けにして公開している。

総合は、タグで関連する記事をまとめることで、一覧にしている。また、サイドバーのアコーディオンで関連するタグをまとめている。

プログラミングのスキルアップを考える時にも、この4つの概念を大事にしたい。

この記事ではここまで

今日のところは、この辺にしておこう。

マックス・ウェーバーの「予定説」については、次回書いていきたい。

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