仕事を楽しむために必要な「人参」
はじめに
「仕事が楽しくない」という声をよく聞く。
でも、楽しみ方には2種類ある。
ということを「そんさん」が語っていた。
動画の要約
まずは、動画の要約から。
仕事の楽しみ方は2種類ある
- 行為そのものが楽しい
- 人参を追いかけるのが楽しい
行為そのものが楽しい
- 例:スポーツ・趣味・恋愛
- 一瞬の快感や気持ちよさが中心
- ただし仕事でこれを求めても長続きしない
「人参」を追いかけるのが楽しい
- 人参=お金・名誉・顧客の笑顔・数字の積み上げなど
- 自分で決めたゴールを追い求める感覚
- RPGのやり込みに近い
「好きを仕事に」という言葉の誤解
- 多くの人が「行為が楽しい」を基準に考えている
- 例:料理が好きだから料理人に、筋トレが好きだからトレーナーに
- しかし行為の楽しさは飽きる
- 本当に長続きするのは「人参を追いかける仕事」
人参がある人は失敗を恐れない
- 強い人参があると「失敗したらどうしよう」という不安がなくなる
- プロ野球選手を目指す高校球児のように、リスクより情熱が勝る
経営者の事例から見えるもの
- 成功して悠々自適にゴルフ → うつ病に
- 理由:ゴルフは「行為の楽しさ」だけで、人参がなかった
- 仕事には「店舗拡大」「顧客満足」などの人参があったため充実していた
まとめ
- 行為の楽しさは趣味に任せてよい
- 仕事は「追いかけたい人参」があるかどうかがすべて
- 「好きを仕事に」ではなく
→ 「人参を追いかけられる仕事に」 が真の楽しみ方
にんじんを見極める方法
そんさんはここが一番難しいと言っている。
人それぞれ違う。
ぼっーと「自分のにんじんって何だろう?」と考えるのがいいのでは?
にんじん像が明確であればあるほど、にんじんに近づくまでの道のりが楽しくなる。
大目標、中目標、小目標も大事。
自分のにんじんは月収100万円稼ぐフリーランスエンジニア
自分の場合、月収100万円稼ぐフリーランスエンジニアという大目標がある。
そのための中目標として、前の会社から今の会社に転職を成功させた。
挫折して、9月末に今の現場を去ることになった。
にんじんがなかったら落ち込んでいただろう。
実際に、長く過ごした共同体から否定されるのは、かなりの精神的ダメージだった。
でも、今は回復している。
なぜなら、にんじんは未来に残されているから。
あなたにとってのにんじんは何ですか?
ホテルの受付 vs WEBエンジニア ーにんじんで比較するとー
ホテルの受付は、新卒の2017年〜2018年で経験した。
にんじんは一応あった。
実際は、コミュニケーションに行為としての楽しさを感じられなかったので、バックヤードの掃除をするということににんじん性を見出していた。
2019年末のTECH:EXPERTをきっかけに始めたWEBエンジニアは、にんじん性が高い。
そのため、紆余曲折ありながらも腐らずに続けることができている。
特に前の会社の一番最後に配属された職場は、リモートの安心できるノイズが少ない環境で、自分のにんじんをExcelに明記して、一口一口にんじんにかじりついていた。
そのおかげで以下のような成果を出すことができた。

円満退職にもつながった。
明日以降から9月末まで、
そして、次の現場で人参を定義していこう。
それが自分と会社を救う。
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