人に何かを説明することについて
はじめに
7月以降、別の職場に移動する。
その前に引き継ぎを行う必要がある。
リモートワークで、画面共有をしながら行う。
その経験が圧倒的に不足していると感じているので、記事を書いて備えておきたい。
人に何かを説明するを分解する
画面共有で説明する場合を考えよう。
伝えたいことを分割して説明する。
自分が分かっていること = 相手が分かっていること
ではない。
それに注意しよう。
コミュニケーションの要素も含まれる。
相手の理解を確かめる時間も必要。
今の内容で質問ありますか?
という問いが有効だろう。
相手にマイクを渡す。
緊張に対する対処も必要。
なぜ緊張するのか?
自分1人で仕事しているときは緊張しないはず。
慣れてないからではないだろうか?
ということは、リハーサルを行い、慣れればいいだろう。
プロのアーティストでも本番前にはリハーサルを行う。
事前のシミュレーションをしておくと、リアルタイムの相手の反応や、自分自身の心の状態に集中できる。
具体と抽象
具体と抽象を意識するのも大事。
自分が分かっていることを具体的に説明する。
とはいえ、あまりにも具体的すぎると時間がかかり過ぎてしまう。
だから、適切な具体度で、相手の理解を確かめながら、ポンポンと話を前に進めていく。
例えば、HTMLを全く知らない人に説明するとしよう。
WEBページの構造を作っているマークアップ言語。
という説明で伝わるだろうか?
その言葉だけではなく、実際の画面でHTML自体を見せた方が伝わりやすいだろう。
それだけではなく、CSSと組み合わせてWEBページを作って行ったりした方がいいだろう。
検証ツールを使って、実際のWEBサイトのここがH2というように解説すると、より具体的な説明になる。
言葉は抽象的なので、その物事についての理解の深さによって、人それぞれその言葉を聞いた時に頭に思い浮かべるイメージが異なる。
だから、抽象度を下げて解説する必要がある。
自分で作った資料は、受け手にとっての最適な抽象度であるとは限らない。
でも、あまりにも具体的に書きすぎると時間がかかり過ぎて、終業時間内に他のやるべきことがあるなかで、終わらせることができない。
だから、ある程度抽象的に、全体的に書くといいだろう。
説明する時には、相手の理解を確かめながら、相手に合わせた具体度で説明していく。
MECEを意識するのも重要。
漏れなくダブりなく。
まずは、漏れなく。
口頭説明では多少ダブってもいい。
相手も一言一句、集中して聞いてくれるわけではない。
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