今後のプログラマー人生において重要な意識5点
はじめに
だれでもエンジニアさんの動画が、今後のプログラマー人生において非常に参考になったので、記事を書いていく。
プログラミングという抽象度で学ぶ
Ruby、Python、Java、Cなどプログラミング言語はたくさんある。
しかし、根本的な部分は似通っている。
上から順番に処理が流れていって、データを目的の形にしていったりするだけだ。
if文で条件分岐させたり、for文で繰り返し処理を行ったりという制御構文も共通している。
違うのは細かい書き方の部分。
これは、日本語と英語の違いと同じ構造である。
「〜したい」と「want 〜」は、同じ意味というようなこと。
本などで、特定の言語を学ぶときは、目次に書いてあるような抽象度で理解するといいだろう。
例えば、Pythonのfor文を学んでいるときは、自分は今繰り返し処理を学んでいるんだと自覚すること。
そうすることで、Javaでも繰り返し処理が理解しやすくなる。
それぞれのプログラミング言語の雰囲気は、下記の動画が理解しやすいだろう。
実戦を必ず行う
本などで学んだ知識を使う機会を増やそう。
実際に自分のPCでコードを書いて動かしてみるということ。
頭でわかった気になっていても実際にやってみるとなんか上手くいかないことが多い。
それに気づけるようになることがプログラミングが出来るようになるための第一歩。
小さく試す
学習中でも実務でも、達成したい要件はいくつかの基本事項が複雑に積み重なっていることが多い。
東大の入試問題なんかもいくつかの基礎知識が複雑に組み合わさっているはずだ。
それと同じで、プログラミングでも基礎知識の組み合わせで要件を実現することができる。
だから、最初から100の要件を満たそうとするのではなく、10の要件を10回繰り返そう。
10の要件を実現することも難しければ、さらに10等分して、1の要件を実現することに集中しよう。
目の前の課題をクリアーすることに集中することで、一歩一歩ゴールに向けて進んでいける。
壊して作り直す
最初から完璧なものはできない。
作り上げた瞬間から、最適解が変わって、修正点を発見してしまう。
だから、一度作った成果物でも時間の許す限り納得がいくまで作り直すことをお勧めする。
完成してからがスタートと思っておいた方がいいかもしれない。
全ての仕事は必ずやり直しになると「なぜあなたの仕事は終わらないのか?」にも書いてあった。
しっかりと理解する
エラー解決をするときは、なんとなくこれをすれば解決するのではということを闇雲に行っていっても解決できないことの方が多い。
それよりも、エラーログを追っていったり、コードの意味を完全に理解していない部分をドキュメントやChatGPTを参照にして理解していったりするほうが近道になる。
理解するためにある程度時間をかけてもいい。
これは、人とのコミュニケーションでも応用できる。
理解できていないことが残っているのに話が進んでいっても意味があまりない。
また、質問された時も、質問内容をもっと深掘りしていった方が、的確なアドバイスにつながることもある。
時間をかけて理解することで、行動の精度が高まる。
「世界の一流のエンジニアの思考法」にも基礎的なプログラミング学習サイトの内容を何も見ずに自分で実装できるようになるまで繰り返し行い、理解を深めていったということが書いてあった。
理解したつもりではなく、完全な理解を目指すことで、道が開けるだろう。
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