膨大な情報を限られた時間で処理する方法

はじめに

これについては、地図をイメージするといいだろう。

例えば、「日本を理解したい」と思ったとき、いきなり東京の新宿を理解しようとするのではなく、まずは「日本全体」を大きく把握することが大事だ。

日本を大まかに分けると、北海道・本州・四国・九州・沖縄のような大きな区分に分かれる。最初はそのような「ざっくりとした理解」から入っていく。

それができたら、「じゃあ北海道の中でも、札幌市や函館市などの主要都市を見てみよう」というふうに、少しずつ具体的な情報へと降りていく。

つまり、抽象度の高いところから、徐々に具体へと降りていく。

この進め方が、限られた時間の中で効率よく理解を深める方法だと思う。

ChatGPTに質問したときも、大きな見出しが書かれているので、まずはその大見出し(=抽象)から読み始め、今の自分の目的に関係ない情報は読み飛ばす勇気も必要になる。

ただ、自分の場合は、物事を深く、自分が納得できるまで理解したいタイプなので、引っかかったものについては、なるべく深く掘り下げていきたいという気持ちもある。

それは自分の強みかもしれないけれど、納期がある場合には注意が必要だ。

納期がある仕事では、まず最終目標を明確にし、いくつかのサブゴール(中間目標)を設定する。その目的に必要な情報だけを、日本地図のように上空から眺めるように全体を把握しながら取捨選択していく。

たとえば、「ディズニーランドに行きたい」という目的があるなら、北海道の詳細を調べる必要はないよね、という感覚だ。

仕事の目的に沿った情報だけを見る。そして、不要な情報だと判断した場合は、たとえば「北海道は飛ばす」といった判断をできるだけ早い段階で行う。

途中で「東京に行くつもりだったけど、実際にディズニーランドがあるのは千葉県だった」と分かったのなら、その時点で柔軟に軌道修正して、千葉県の詳細を見るようにすればいい。

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