資本主義の限界 ー自分が社会の仕組みを作るとしたらー
はじめに

自分にとっての理想の世界について書いていく。
現状の資本主義社会の深刻な問題点
現状の資本主義社会だと、力のあるものが快適に暮らせるようになっている。
そして、ついていけない人は置き去りにされて最悪の場合、自死を選んでしまう人もいる。
それは、ネットニュースなどを見たら分かる。
今日も新幹線に飛び込んだ人がいたという悲報が電車に乗っていたらあった。

インターネットからの情報がもたらす疲労と空虚な笑い
資本主義だけではなくて、ネット社会も深刻な問題を引き起こしている。
インターネットによって簡単に情報が入る。現代は容易に人と人と比べてしまう。
過去、100000年位分の情報を今の人たちは一生で得るというような情報も聞いたことがある。
私たちの体は長い間、狩猟採集のために作られていて、その作りは今も変わっていない。
ネットが発達したのは、人類史において、ほんの瞬きのような時間であって、
そのインターネットで情報を得るということに体が適応できていなくていないにもかかわらず、インターネットに日常的に触れているという事は、体が慢性的なストレスを感じていて、疲労が蓄積していくのは言うまでもない。
その蓄積された疲労を自覚することなく、新しい情報が入ったというようなドーパミンだったり、テレビバラエティーとかYouTubeとかの楽しそうにしている価値観を刷り込まれて、盛り上がっているクソみたいな連中。
それが唯一の答えなんじゃないかと思うような空虚の笑いが町中に響いている。
その嘘を見抜いている。
だから、話を戻すと、
理想の社会ってどういう社会なんだろう?
引き上げられた基準が問題 ーなんとなく生きていける社会が理想ー
戦争が起こっていた時代からすると、今の戦争によって、人の命がバンバン落とされることのない今の平和の世の中はユートピアなのかもしれない。
戦国時代があって、戦争の時代があった。
人間も動物だから、戦いの本能が刻み込まれている。
過去の過ちによって、人類が発展してきて、今の平和に思える時代がある。
けど、スマホや資本主義社会の発達によって基準が引き上げられて、通常の刺激じゃ満足できなくなっている。
会社で仕事をするときも、お金を払う側の期待値が高くなっていて、残業が当たり前。そもそも残業はなくしたほうがいい。
実際に自分は残業してない。
でも、固定残業代20時間が含まれている。
だから同僚は自分に対して、仕事が終わっていたら残業しなくていいけど、終わりが決まってないので、そもそもおかしくないですか?と苦言を呈したんだろう。
残業が当たり前になっている。世の中のサービス、仕事の水準が極端に引き上げられているという現状がある。
まずやっぱり山口さんが言っていたように、なんとなくよく生きていける社会ってのを作らないといけない。
お金もそろそろなくしたほうがいいんじゃないかと思う。
最低限生活に必要なものっていうのは無料にして、そもそも広告とかなくして、
人々の文化的な、今万博もやってるけど、命に対する理解とか、そういったものをもっと大事にできるような時間的なゆとり、金銭的なゆとり。
生まれた時から、死ぬ時まで、そのリソースに誰でもアクセスできるようにすることが大事なんじゃないか?
必要最低限をオープンソースにする。
貧困を仕組みでなくす。
そうしないと、戦争で領地を奪い合ったように、強盗殺人が発生したり、他の人の幸せと自分の幸せを比べることによって、憎しみの感情が生まれたりとかして、身近な人たちで殺人事件が起こったりする。
あと、自分の元気がないとか、わけのわからない抽象的な評価をされたりとか、
スキル不足で指示が伝わらないといった短絡的な言葉をぶつけられたりとか、
っていう、自分の中でモヤモヤとした怒りの感情が湧いてしまうのも平和ではない。
すべての人が呼吸しているだけで満たされているという世界
だから、理想的な社会っていうのは、すべての人がただ呼吸しているだけで、充分満たされているという感覚を持てる世界。
自然と共にある世界。
日が昇って日が落ちるように、みんなが時間の有限性、一人ひとりの違う個性を尊重して、他の人の潜在的な可能性を潰さない。むしろ他の人の潜在的な可能性を伸ばしていく、認めていく社会。
すべての人が心に余裕を持っている。時間的、体力的な余裕。睡眠、食事、運動を徹底的に整えて、一人一人が潜在的な能力を思う存分発揮して、毎日死んでもいいと思えるような心の状態を保っている。
そういう社会を作っていかないと、本気でまずいんじゃないかと思う。
お金なんて、くそくらえだ
生活のためにお金が必要なのかもしれないけど、そんなもののために労働時間を投下して、残業して体力を削りながらタバコを吸ってストレスを溜め込んで、咳き込んで病気になって自分の体の声も聞かずに、ただ社会のために世間体のために働いて死んでいく。
そんなたった1回の自分の有意義な人生を無駄にするような生き方、それを誇りに思っている方もいるだろう。まぁ実際に人生は1回って考えたらそういった働き方を誇るべきだとも思う。
自分の父親も病気になってまで自分を育ててくれたという事実もある。
そのおかげで、今自分が金銭的にある程度恵まれているという状況にもある。それはわかっている。
でも、今話しているのは、そもそもの社会の仕組みについて。
資本主義はおかしい
資本主義で毎日会社や学校に行かないと、社会から認められない。孤立しない。そんな状況、そんなクソみたいなおかしい話があるか。
地球の一部として、一人ひとりがただ呼吸して、地球の美しさを感じて、もっと文化や音楽とかそういった美しさに、心の底から感動できるような社会、そういう社会を本気で作っていかないと、人類の未来はないと思う。
デンマークのヒュッゲという感覚に近いのかもしれない。

欠点を受け入れ、今いる場所で戦う ーまずはデトックスー
その実現に向けて、今自分が置かれている状況で戦っていく。そのためにまずは自分の傷を癒す、デトックスする。自分の欠点を直そうとしてはいけない。欠点なんて気にならないほど没頭する。自分の好奇心に従って。
そしたら敵と思える人も現れてくるだろう。そんな奴らの事は無視しておけばいい。もっと自分の人生を俯瞰して捉えて、一旦そういった人達から距離を置くというカードも切りつつ、
この地球を生きてこの地球を死んでいく。俺は俺を生きて俺は俺を死んでいく。
まるが教えてくれたことを数える ーまるありがとうー
まるありがとう。まだ待っていてくれ。まだこのこの自分の命で補う部分があるし、まだやることが残されている。やり切ったと思えるその瞬間まで待っていて欲しい。それかもう生まれ変わって自分の側に現れてきてくれてもいい。まるが教えてくれたことを数えて、これからも生きていくからこれからもよろしく。

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