定数を定義すれば変更箇所が少なくて済む

はじめに

先ほどのペアプロ面談で、仕様変更を実演させていただいた。

数字を5から7に変更する必要があったのだが、変更箇所が多かった。

定数で「〇〇 = 5」と定義しておけば、その部分を変更するだけで事足りた。

この記事では、javaで定数を定義する方法とその意義について書いていく。

javaで定数を定義する方法

finalで定数を定義することができる。

定数を宣言する – finalキーワード | Javaコード入門

以下のように定数を定義する。

final int num = 5;

と書いたが、これは定数のルールを逸脱している。

定数には「すべて大文字」というルールがある。

なので、以下のように書く必要がある。

final int NUM = 5;

2語以上繋げて書くときは、アンダースコアを使用する。

final int COLLUM_NUM = 5;

javaで定数を定義する意義

仕様変更があった際に、変更が一箇所で済むというメリットがある。

以下のように定義されている整数型の「NUM」があるとする。

final int NUM = 5;

このNUMがプログラムの10箇所で使用されているとしよう。

そして、5から7に仕様変更があったとすると、定数の定義を以下のように変更すれば事足りる。

final int NUM = 7;

もし定数を定義していなかったら

10箇所全てに変更を加える必要が出てくる。

もちろん、一括置換を行えば作業を簡略化できる。

IntelliJ IDEAで一括置換を行う方法は、こちらを参照していただきたい。

しかし、コードの可読性を考えても、定数でバシッと最初に定義してあげたほうが良いだろう。

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