転がる石にとって登ることがいいこととは限らない
はじめに
先日YouTubeを見ていたら、成田さんがVANTANの卒業式で行ったスピーチの動画が流れてきた。
それについて書いていく。
何かを学んだ後は転がり落ちていく
学生中は、いろんな知識を学ぶ。
なんでも知った気になってしまうことも多い。
しかし、会社で働くとその傲慢さが足枷になる。
学生時代の純粋に知的好奇心を追い求めていた生き方は、仕事ではなかなか通用しない。
社会の期待に合わせて動いていく必要がある。
満たせるかもわからないような社会の期待が重くのしかかることもあるだろう。
それくらい、学生と社会人の差がある。
生きていればそれでいいという価値観を持つ
私たちは、死というゴールに向かって毎日歩みを進めている。
だから、積み上げる生き方ではなく積み減らす生き方にしよう。
成功は毎日行える。
他の人と比較した成功ではなく、自己完結する成功を追い求めよう。
たとえ、他の人から見て転がる石のようだったとしても、構わない。
構わず転がり落ちていけばいい。
他の人から見た成功を手にしたとしても、そこからニコニコと没落していこう。
それが幸せへの近道となる。
若い頃に成功して、満足の基準が上がってしまった人が、歳をとって不幸になるというケースもある。
だから、成功した時の心の状態は長続きしないという事実を心に留めつつ、ニコニコと没落する必要がある。
死ぬ直前に笑えたら最高だ。
仕事をしていてモヤモヤとした状態に陥るこということはよくあるだろう。
それの良し悪しを判断せず、マインドフルネスに過ごそう。
それは、たった一度のあなたの人生に訪れた価値ある問題だ。
幼児性で物事を楽しむ
子供のような好奇心を持って、目の前の物事に取り組んでいこう。
そうすれば、創造性が発揮されて人生が楽しくなる。
組織の内側にいながら、問題点を発見して解決に向けて動いていけるかもしれない。
自分はもう知っているという態度をなくすこと。
それが未知の挑戦をサポートしてくれる。
いつまでも知らないことがあるということに気づこう。
自分の常識の壁を壊して、広い世界(時間的にも空間的にも)を受け入れていこう。
驚きや発見は、未知の中にしか存在しない。
異国性で視野を広げる
自分の知っている世界に留まるのではなく、視野を広げていこう。
そのために、あえて居心地の悪い環境に身を置いてみるのもいいかもしれない。
そこで自分を試してみる。
コンフォートゾーンから出た先で、成長が待っている。
もちろん、成長痛も待っているから、休息を忘れずに!
別の世界のことも考えてみると、今いる世界のありがたみだったりが見えてくる。
視野を広く、思考を広くしていこう。
武士性で一瞬に全てをかける
一瞬に全てをかける勢いで仕事をしていこう。
他にもあなたの仕事をできる人はいるだろうが、今の仕事を今の時代に縁あって取り組んでいるのはあなたしかいない。
その一瞬に全てをかける。
それが次に必ずつながっていく。
今この瞬間に集中できなければ、どんな仕事も成し遂げられない。
昨日も明日も超えて、さらにもっとその先へ。
勇気が試されている。
何かよくわからないものに飛び込んでみる
なんかワクワクするからやってみる。
その価値は計り知れない。
やる前から色々と考えてしまったら、次の扉が開かない。
確実な報酬があるから扉を開くという保守的な考え方を捨てて、何が待っているかわからないけど、なんかワクワクするからこの扉を開けてみようという考え方にシフトしよう。
何回も繰り返せば、当たりを引くのは間違いない。
逆に、扉を開けなければ何も始まらない。
毎回、勇気が試されている。
転がる石のように、落ちていっても構わない。
挑戦を続けていこう。
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