メンタルモデルとプログラミング
はじめに
メンタルモデルとプログラミングは大いに関係があるのではないか?
そんなふうに普段のプログラミングの仕事で感じている。
プログラミングはやりたいことを実現するための手段
最近、ガスボンベの残圧をウェアラブルシステムで計測して、そのデータを最終的にグラフ化して、発注の判断材料にするというPythonETLを作成している。
そのためには、仕様を理解する必要があった。
理解とも言えるし、イメージとも言える。
そのイメージした仕様を実際にプログラムに落とし込んでいくのがプログラミングだ。
メンタルモデルを意識するとプログラミングが上手く行く
プログラムの一行一行には、必ず意味がある。
それらが積み重なって、一つのプログラムが構築される。
だからその一行を見た時に、自分の中で構築されるイメージ(=メンタルモデル)が重要である。
仕様のメンタルモデルを自分の頭の中でしっかりと思い描くことで、作りたいプログラムが明確になる。
Pythonのpandasなどの特定のライブラリのメソッドの使い方が分からなかった場合にも実現したいことが明確であれば、ChatGPTに相談して最適解を得られやすくなる。
ブログもミーティングもプログラミングもメンタルモデル
ブログを書くという行為もメンタルモデルが重要な要素になってくる。
自分が最近思っていることをメンタルモデルとして意識して、それを言葉に落とし込んでいく。
プログラミングの流れと何ら変わりはない。
「なんて言ったらいいんだろう?」と言っている方をよく見かける。
その人は、自分のメンタルモデルを表現するための言葉を探しているんだろう。
何もイメージできていないわけではないと思う。
私たちは、何かしらのイメージは常に持っているはずだ。
それを意識するトレーニングが瞑想なのかもしれない。
深呼吸しながら、自分の頭に湧き上がるイメージに意識を向ける。
浮かんでは消えていく様子をただ観察する。
そうすれば、メンタルモデルを自在に操れるはずだ。
ミーティングでも相手の言っていることのイメージを理解するというのと、自分の伝えたいことを言葉に当てはめて伝えるということを行なっているので、メンタルモデルが重要な役割を果たしている。
プログラミングでも先ほどお話しした通り、メンタルモデルを意識してコードを書いていくと上手く行くだろう。
メンタルモデル構築待ち vs 行動しながらメンタルモデルを整理
メンタルモデルが構築されるまでは、闇雲に手を動かさないほうがいい。
これは、ブログを書くときも人と会話する時にも当てはまる。
とはいえ、メモ書きのように手を動かしながらメンタルモデルを整理していくという手法もある。
頭を使うのではなく手や口などの体を使うというアプローチも有効かもしれない。
絶対的な答えというのはないから、ブログ、会話、プログラミングに活かせるメンタルモデル構築の方法を試していこう。
大きく分けると、メンタルモデル構築を待ってから行動するか、行動しながらメンタルモデルを整理していくということが考えられる。
それはその時の状況を見て、アプローチを変えていけばいい。
オセロでも相手がどこに置いたかによって、自分がどこに置くかを考える。
ミスチルのfanfaleという曲にあるように、答えはいつも風の中にある。
今をよく見て、行動していこう。
その時のお供にメンタルモデルを意識することをこの記事では強くおすすめしたい。
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