なぜ私の仕事は終わらなかったのか?
はじめに
「なぜあなたの仕事は終わらないのか?」という本がある。
こちらの本は、自分がフリーランスのWEB制作者だった時に衝撃を受けた本。
最近のリモートワークで、納期内に単体テスト仕様書作成が終わらなかった。
が、本日完了した。
そこで、この記事では、なぜ私の仕事は終わらなかったのかを考察していこう。
見積もりが甘かったから
「なぜあなたの仕事は終わらないのか」には、見積もりは「2:8の法則」で決めましょうとあった。
納期までの時間の2割で8割終わらせようという仕事の進め方のこと。
この思想は、すべての仕事は必ずやり直しになるという事実に起因している。
今回私の単体テスト仕様書作成が1日遅れてしまったのもやり直しが発生したから。
それにもかかわらず、納期ギリギリで進めてしまっていた。
不測の事態は必ず起こるもの。
そう考えて、2割の時間で8割終わらすことを目指したい。
80点を100点にするのが一番時間がかかる。
残りの8割の時間で、成果物の品質を高めていこう。
仕事は時間制限がある。
人生にも時間制限はあるが、仕事の時間制限はもっとタイトだ。
間違った方向に進んでいってしまっていたから
自分の直感を信じて進めていった結果、膨大なやり直しが発生した。
エクセルで縦軸にテスト項目、横軸にテストケースを書いていたのだが、関数が多く、〇〇シート参照といったことを多用してしまっていた。
そして、複雑な単体テスト仕様書ができあがった。
昨日、チームメンバーに相談して、自分が間違った方向に進んでいることに気がついた。
自分1人だとバイアスの影響で、間違った方向に進んでいることに気がつかない。
正常性バイアスとでもいうのか。
だから、第三者からのフィードバックは大事だ。
コツを掴んでいなかったから
単体テスト仕様書作成のコツは、「1テストケース、1テスト条件、1確認内容」。
それを意識せずに、進めていった結果、一つのテストケースに複数のテスト条件を詰め込み過ぎてしまって、自分にとっても他の人にとっても分かりにくい仕様書ができあがってしまった。
そもそも、完成させることができなかった。
沼にハマったとでもいうのか。
コツは、自分が見出した。
チームメンバーとの対話によって。
絶対的なテスト仕様書作成の法則ではないだろう。
最後に
これから仕事を終わらすために意識したいのは、残り時間とタスクの残量。
2割の時間でタスクの8割を終わらせることを意識して、トンネリングを防ぎ、スラックを確保しよう。
トンネリングとは、トンネルの暗闇に入ったかのような心理状態のこと。
スラックとは、心の余裕のこと。
心の余裕があった方が、成果物の品質が高まる。
トンネリングを防いで、スラックを確保する。
そのために、最初の2割の期間で8割終わらす。
明日からのこれを読んでいるあなた(自分が最大の読者)に期待している。
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