それぞれの当たり前がぶつかる場所、それが社会
はじめに
今いる職場の上長にあたる人が、自分が離席中に自分の席を使って、他の人と仕事の話をしていた。
自分は他の空いてる席を自分のところに持っていこうとしたら「言って!」と言われた。
その人の論理、常識
その人の論理だと「言ってもらわないとわからない」ということだだろう。
仕事の指示が通らないという評価を受けて、今月末で今の職場は去ることになる。
以前、その人と話していた時も、質問されたときに、声を出さずに返答を考えていたら「声を出して!」と言われた。
その人の常識は、即時性のあるコミュニケーションなのだろう。
自分の論理、常識
自分の常識は「ある程度少しは考えた上で言葉を発する」なので、そういった「ため」があっても良いのではないかと思っている。
椅子の件にしても、「その人が取り込み中だったので、すぐ近くの空いてる椅子を使った」という論理は成り立つ。
反射的に言葉を発するということ ーチームワークの論理もあるー
当たり前を押し付けられたなという感じがした。
でも、人っていうのはシステム1とシステム2の思考があるように、直感的に発動するのはシステム1の思考で、それで反射的に出た言葉なんだろう。
もちろん、反射的に言葉を発することで、コミュニケーションがスムーズになってチームワークで仕事をしていけるというのはある。
部活とかで活躍しているタイプの人にそういった人が多いだろう。
まぁ自分は高校生の時から部活は苦手だったし、そういったチームワークに慣れてないというのがある。
それが社会の一部ということで、観察するに留めておこう。
社会、職場の論理よりも大事なもの
自分の人生は自分が中心で回っている。
社会、職場はチームワークの論理で成り立っているのかもしれないけど、それよりも、もっと優先すべきものはあるだろう。
一人ひとりの自尊心。
成果を出すにしても、持続的な成果を出していかなければいけない。
そのためには、納期とかを意識すること一辺倒ではなく、もっと一人ひとりのモチベーションとか、健康とかメンタル面とかに意識を向けるべきだ。
一人一人が(特に会社でうまく仕事を回していける人ほど)、メンタルが弱くなった人とか、ちょっとやる気が落ちている人とかに寄り添っていくのが大事なんじゃないかと強く思う。
WEBエンジニアとしての達成感を感じている
自分は、今読んでる「良いコード悪いコード」の本に感銘を受けて、自分が作ったソースコードを修正して、すごく読みやすいプログラムの作成をすることができた。
自己完結した達成感を感じている。
来月以降まだ案件は決まってないけど、これからもWEBエンジニアとして自信を持って、この社会で生き抜いていこう。
理想の職場を自分が作る
そして、人の上に立つ時が来たとしたら、部下の弱さにちゃんと寄り添ってあげつつ、成果を持続的に出していく(納期をしっかり守る)という理想の職場を作っていきたい。
当たり前の基準を他の人に押し付けないということを大事にしたい。
すべての当たり前を尊重する ー自分自身も肯定するー
コミュニケーションで即時的に声を出すっていうのは、自分は無理だ。
ある程度考えて、納得してからでないと言葉を発する事ができない。
だから、それをやれっていうのは、お酒が飲めない人に無理矢理、飲ませるようなもので、自分にとってはありえないこと。
でも、その人にとっては当たり前。
だから、今回の件は、単純にその人が自分の当たり場合をこっちに投げてきたっていうだけのこと。
その人は、その狭い常識の中で、生き続けていればいいだろう。
自分は、これ以上否定していても、毒を吸うようなものだから、この辺で、その人を否定する事はやめておこう。
すべての当たり前を尊重して、自分自身も肯定する。
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