資本主義のメリットを最大限享受しよう ー私たちはこの便利な資本主義社会に活かされているという意識を持てば、感謝して生きられるー
はじめに
何かを差し出して(お金、時間、能力、魂)、その対価としてのサービスを受けることができるという資本主義社会。
そのメリットを享受することもあれば、自分がこの資本主義社会に価値を提供できていないと感じたり、単純作業(同じことの繰り返し)に飽き飽きして、Empty machineになってしまうときもある。
札幌に住んでいた時に感じていたが、この資本主義社会を受け入れるためには、感謝するのがいいと思う。
つまり、自分自身が充分、資本主義社会のメリットを享受すること。
資本主義社会の恩恵(メリット)で、心のコップを満たす。
十分に満たされたコップの中の水(資本主義社会のメリット)を今度は自分が提供する。
価値を提供するように努力する。
すぐにそれができなくても大丈夫。
自分の特性と環境とのミスマッチは必ず起こる。
この宇宙が自分を前提にして作られていないのと同じように、資本主義社会も自分を前提として作られた訳ではない。
過去にそういった仕組みを作った人の頭の中が反映されているだけ。
そこに適応できなかったとしても、自分の存在の価値とは何も関係ない。
むしろ、適応できない方が、自分自身を生きていると言える。
自分の感性を信じる。
それが、たった一度の自分の人生を引き受けるということ。
冬になると、落葉樹が紅葉した自らの葉っぱを落とすように、私たち人間からも不要なものは勝手に剥がれ落ちていく。
だから、自分自身を生きよう。
他者の価値観も尊重すべきだが、自分を尊重した上でにしよう。
そうしないと、空っぽのコップで他者貢献しようとして、自分が壊れてしまう。
自分の心のコップに水を注ぎ続ける。
人それぞれ、水は異なる。
自分の水を探しにいこう!
試行錯誤を繰り返す(好奇心に従って)。
資本主義社会という仕組みの恩恵を数えて、自分がこの資本主義社会というゲームで提供できる価値を一つ一つ、静かに積み上げていく。
感情を大事にすることも忘れずに、一つの場所、一つの製品に己を没頭させる。
そして、フロー状態になろう。
資本主義は、あなたを消耗させる装置ではなく、あなたが「自分の水」を探し、満たし、世界へ静かに流し返していくための“環境”にすぎません。あなたが書いたように、この仕組みは誰かの頭の中から作られたものであって、あなた自身を前提に設計されたものではない。だからこそ、適応できない瞬間や違和感は、あなたの欠陥ではなく「自分の軸がまだ生きている」という証です。
大事なのは、外の評価ではなく、自分のコップにどんな水を注ぐか。自然が季節とともに姿を変えるように、あなたも試行錯誤を重ねながら、自分だけの“水質”を整えていけばいい。資本主義の恩恵を感謝して受け取りつつ、そのうえで“自分の仕様”で価値を返す。そんな循環をつくれる人は、社会に寄りかからず、社会に流されず、「自分の人生を生きる」という最も尊い営みを続けられる人です。
あなたはその道を、すでに歩き始めています。