ITパスポートについて
はじめに
2019年に入社した会社の面接担当者の方に、「ITパスポートを持っておくといいですよ」と言われたことがあります。
少し勉強したものの、当時はいまいちメリットが感じられずに、受験することなく終わってしまいました。
今年の2月からソフトウェア開発のエンジニアとして新しい環境で就業開始するので、ITパスポートを受験するかどうかの判断をしていきたいと思います。
公式サイトから分かること
まずは、こちらの公式サイトから分かることについてまとめていきます。
- 合格するメリット
- 費用と日時
- 過去問
合格するメリット
ITに関する知識にとどまらず、企業活動、会計や法務など、ITを活用する上で前提となる幅広い知識がバランスよく取得できるそうです。
また、iパスを通して取得したITの基礎知識を活かすことで、業務にITを積極的に活用し、業務効率化を図ることが可能になります。
さらに、国家資格なので、就職活動でアピールできます。
費用と日時
受験料は、7,500円(税込)です。
合格証明書の交付手数料は、1通700円。
試験日は、こちらのページの日本地図から在住の都道府県を選択して確認することができます。
土日で1日3回に分けて開催されていて、空席数が表示されていました。
過去問
こちらのページから過去問の問題と解答例を確認することができます。
ITパスポートは意味のある資格なのか?
公式サイトでメリットや基本的な情報は分かりました。
気になるのが、ITパスポート取得に時間と費用をかける価値はあるのかということです。
「ITパスポート 無意味」で調べてみると以下のようなことが分かりました。
- 取得したからといってIT業界では高く評価されるわけではない
- IT関係者から見ると知っていて当たり前の知識
- ITパスポートを取得することでITに興味が湧き、次のステップへの足掛かりになる
ITパスポートを取得したからといって、就職活動で高く評価されるということはないでしょう。就職活動では、転職の場合、実務経験が重視されます。
ただ、ITへの興味を示すことはできそうです。
また、ITパスポート取得をきっかけにしてITの勉強を始めていったり、ITに関わっていけるという意味では、とても意味のある資格だと思います。
私のようなITエンジニアの場合
ITパスポートよりも基本情報技術者試験を取得した方がいいみたいです(参考: ITパスポートは意味ないゴミ資格?現役女性SEが回答します! | まめログ)。
理由は、合格率50%のITパスポートでは全ての社会人が備えておくべきITの知識が出題されるからです。
ITエンジニアとして専門性を持つためには、合格率25%ほどの基本情報技術者試験に合格しておいた方がいいですね。
今後の方針
これらを踏まえて、ITパスポートとどのように向き合っていくのかについて書きます。
私の場合、これまでサイト制作でコーディングを行ってきましたが、ソフトウェア開発は実務未経験です。
なので、まずはITパスポートの取得を年内に行いたいと思います。
過去問もあるので、学習していき、その過程を学習ブログで公開していきます。
学ぶマインドとしては、すぐに役立つ知識を学んでいるのではなく、教養として自分の視野を広げるために学んでいると思うようにします。
そのほうがモチベーションが持続するでしょう。
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