前田裕二の人を好きになる技術を見た後は人と接するのが楽になった
はじめに
こちらの動画を見た。
観察力
前田さんは、証券会社で働いていた時に、トイレで掃除している人が使っている雑巾の色が毎日違うことに気づいて、それを会話のきっかけにしていたらしい。
人のことを好きになる力が金融のコンサルタントをやっていく上で大事ということを上司の宇田川さんから教わって、すべての人をこちらから好きになるために、見た人すべてを観察するようにしたそうだ。
意外とみんな、他の人のことは見ていない。
みんな自分のことにしか興味がない。
すれ違う人についても、ジロジロ見るのはだめだが、行動を観察するようにすると、いろんなことに気がつくはずだ。
そうすると自分の世界が広がるだろう。
自分の固まった思考から脱却することが出来る。
他の人から気に入られたかったら自分から他の人を気にいるようにする
自分がして欲しいことを他の人にもするというシンプルな原則だ。
特に気に入られることを望まないのであれば、無理して他の人を観察する必要はない。
誰の評価も気にしない生き方が一番楽だ。
人を好きになる技術の3ステップ
①観察力→②伝達力→③継続力
先ほどのトイレ掃除の人の例で言うと、観察することで色違いの雑巾を使っていることに気づくことがファーストステップ。
次に、「昨日と違う雑巾の色ですね!」と声がけするのがセカンドステップ。
特定の人から、①②をしてもらうと、期待値が上がってしまうので、それを継続するのがサードステップ。
リスクを避けるのであれば、①②のステップを踏まないのがいいだろう。
③の継続する覚悟がある場合のみ、①②をするのがよい。
期待値調整
休みの日にあまり楽しめていないと感じることがある。
仕事がある平日の方が楽しい。
なぜだろう?
休日は時間がたっぷりあってなんでも出来るような気がして期待値が上がってしまうからではないだろうか?
期待値は明確に数値化できるものではない。
だが、この目に見えない期待値によって満足感が変わってくる。
金曜日の夜に楽しい感情になるのは、これから始まる自由時間に対しての期待値が高まっているから。
それなら、それを逆手に取って、休みの日はやることを限定しよう。
自由だからこそ、不自由を取り入れる。
そうすることで期待値をコントロールすることができる。
予定をこなすころには、ホメオスタティックな期待値を超えて、満足感を感じている自分自身に気付くはず。
ホメオスタティックとは、グラフのY軸の0付近の値のこと。
人間の満足感には限界があるから、高い満足感を得てしまったら、同じくらい低い満足感を実感してしまう。
だから、0付近から少し上に触れるくらいの満足感をコンスタントに得ていくのがちょうどいい。
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