基本情報技術者 令和元年 秋期 午前の過去問を解いてみた⑤
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はじめに
こちらのサイトから基本情報技術者試験の過去問を見ることができます。
今回、令和元年秋期の過去問を解いてみました。
第5回目は、問41~問50です。
問41
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SEOポイズニングとは、マルウェアやコンピュータウイルスが仕込まれたホームページを人気キーワードで上位表示させ、アクセスしてきたユーザーの個人情報を不正に取得したり、ウイルスに感染させたりといった悪質な行為を指します。
SEOポイズニングとは?その仕組みや対策を知ろう|ferret
よって、イが正解。
問42
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DMZとは、ネットワークに接続する大切な情報や端末を守るために設けられる「緩衝領域」のこと。
【マンガ解説付】5分でざっくりわかる「DMZ」、役割や構築方法をやさしく解説 |ビジネス+IT
Webサーバは外部からアクセスがあってもいいので、DMZに配置する。
一方、データベースサーバは外部からアクセスされると困るので、内部セグメントに設置する。
よって、ウが正解。
問43
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SIEMとは、ネットワーク、セキュリティ機器のログデータ内のアクティビティを収集し、リアルタイムで脅威となりうるものを自動で検出、可視化して、通知する単一のセキュリティ管理システムのこと。
よって、イが正解。
問44
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SMTP-AUTHとは、メールを送るときにIDとパスワードを使って認証する方法。
SMTP-AUTHとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
よって、エが正解。
問45
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DFDとは、システムにおけるデータの流れを表した図のこと。
プロセスは丸で表される。
DFD(データフロー図)ってなに?DFDの概要と書き方をあわせて紹介 | Cacooブログ
よって、エが正解。
問46
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モジュール結合度は、2つのモジュール間の結合度の強さを示す。
もっとも結合度が弱いのは、引数で単純なデータを渡す「データ結合」。
よって、イが正解。
問47
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エラー埋込法とは、プログラムの潜在エラー数を推定する方法の一つ。プログラムに意図的にエラーを埋め込んだ状態でテストを行い、発見されたエラー数から、プログラム中に潜在するエラーの数を推測する方法。
問題文中の変数を整理すると以下のようになる。
変数 | 意味 |
---|---|
S | 埋め込まれたエラー数 |
m | 埋め込まれたエラーのうち発見されたエラー数 |
T | 埋め込まれたエラーを含まないテスト開始前の潜在エラー数 |
n | 発見された総エラー数 |
m/S で、埋め込まれたエラーのうち発見されたエラー数の割合が求められる。
エラー埋込法では、この割合を全体のエラー数の推定に用いる。
n-mで、テスト開始前の潜在エラー数のうち発見されたエラー数が求められる。
n-m / T で、テスト開始前の潜在エラー数のうち発見されたエラー数の割合が求められる。
m/S = n-m / T が成り立つので、アが正解。
問48
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スタブとは、下位モジュールの代用品のこと。テスト用に用意した、まだ完成していない機能の代わりとなる部品。
スタブ【テスト】とは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
ドライバとは、デバイスを動かすのに必要なソフトのこと。テスト対象を呼び出す部品の代わりになる。
ドライバとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
よって、エが正解。
問49
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命令網羅とは、全部の処理を必ず1度は通ると合格するテストの方針。
命令網羅とは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
判定条件網羅とは、処理が枝分かれした時の行き先を一度は全て確認するというテストの方針。
判定条件/条件網羅とは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
判定条件網羅の方が、命令網羅よりも条件が厳しいので、イが正解。
問50
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XP(エクストリームプログラミング)とは、アジャイル開発の1つ。
2人1組でプログラミングを行う「ペアプログラミング」は、プラクティスとして提唱されているもののうちの一つ。
よって、ウが正解。
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