2024.05.10(更新日: 2024.05.10)
定数を定義すれば変更箇所が少なくて済む
はじめに
先ほどのペアプロ面談で、仕様変更を実演させていただいた。
数字を5から7に変更する必要があったのだが、変更箇所が多かった。
定数で「〇〇 = 5」と定義しておけば、その部分を変更するだけで事足りた。
この記事では、javaで定数を定義する方法とその意義について書いていく。
javaで定数を定義する方法
finalで定数を定義することができる。
以下のように定数を定義する。
final int num = 5;
と書いたが、これは定数のルールを逸脱している。
定数には「すべて大文字」というルールがある。
なので、以下のように書く必要がある。
final int NUM = 5;
2語以上繋げて書くときは、アンダースコアを使用する。
final int COLLUM_NUM = 5;
javaで定数を定義する意義
仕様変更があった際に、変更が一箇所で済むというメリットがある。
以下のように定義されている整数型の「NUM」があるとする。
final int NUM = 5;
このNUMがプログラムの10箇所で使用されているとしよう。
そして、5から7に仕様変更があったとすると、定数の定義を以下のように変更すれば事足りる。
final int NUM = 7;
もし定数を定義していなかったら
10箇所全てに変更を加える必要が出てくる。
もちろん、一括置換を行えば作業を簡略化できる。
IntelliJ IDEAで一括置換を行う方法は、こちらを参照していただきたい。
しかし、コードの可読性を考えても、定数でバシッと最初に定義してあげたほうが良いだろう。
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