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CASE STUDY

就労継続支援B型の工賃実績報告をPythonで自動化

利用実績と工賃実績をチェックし、月別・年間集計から行政指定Excelへの転記までをつなぐサンプル。

Python / pandas / openpyxl

課題

利用実績と工賃支給実績を照合し、集計した数値を行政指定のExcelへ転記する作業を想定しました。数値を出すだけでなく、不備の発見と集計根拠の確認までをひとつの流れにすることが課題です。

元データ

架空の利用実績・工賃支給実績・事業所情報をExcelで用意。入力テンプレートには名古屋市が公開する工賃実績報告Excelを使用しています。実在する利用者の個人情報は使用していません。公式様式はリポジトリでは再配布していません。

Pythonでどう処理するか

pandasとopenpyxlでExcelを取り込み、同一利用者・対象月の工賃実績の重複、工賃実績の未登録、対象月と支給月の相違を検出します。月の相違は遡及支給などの可能性があるため、一律に不正とはせず要確認として扱います。正常データを月別・年間で集計し、指定様式の所定セルに転記。様式内の平均利用者数・工賃平均額の計算式は維持します。

出力物

エラー一覧.xlsx:問題の内容と担当者が次に確認すべき内容。

月別集計.xlsx:月別集計・集計明細・元データの3シート。

提出用_工賃実績報告.xlsx:公式様式をコピーして集計値を転記したExcel。

発注者にとってのメリット

照合・集計・転記の繰り返し作業を減らすことを目指しています。「報告値 → 集計明細 → 元データ」をたどれるため、数値の根拠を確認しやすい構成です。不備一覧には確認事項を添え、担当者が修正に進めるようにしました。削減時間などの定量的な効果は未計測です。

サンプルの範囲と本番開発

募集要件をもとに作成した営業用サンプルです。本番導入や受託実績を示すものではありません。複数事業所・複数年度、自治体ごとの正式な計算条件、遡及支給・訂正、過年度報告との照合、様式変更への対応は別途仕様確認が必要です。実際の出力データ・利用ソフト・記載要領を確認し、仕様確認 → 設計 → 実装 → テスト → 実データ検証へ進める想定です。

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