岡本太郎の展覧会を愛知県美術館で見てきました。
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はじめに
愛知県美術館で現在開催されている 展覧会岡本太郎 に行ってきました。
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岡本太郎に興味を持ったきっかけ
岡本太郎はマコなり社長の影響で気になっていました。
マコなり社長は「自分の中に毒を持て」に強く影響を受けたみたいです。
人が多かった
土曜日に行ったのでものすごい人でした。
お土産コーナーは人が多すぎで全然進みませんでした。
テレビなどで広告をかなり打っているので、認知が広がっているということでしょう。
写真撮影OKだった
写真撮影がOKだったので、色々と撮影してきました。
岡本さん
実物の岡本さんがいました。
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顔がたくさん
岡本さんは顔のようなものを描くのが好きだったのでしょう。
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コンポジション
コンポジションという作品がありましたが、以前見たモンドリアンのコンポジションとは違っていました。
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太郎色が出ていました。
原色で攻める
時代によって雰囲気は異なりますが、一貫して岡本太郎が書いた作品という感じがします。
この時代に原色をバンバン使った作品は革新的だったのかもしれません。
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「芸術は爆発だ」という言葉が有名ですが、まさに爆発しているような作品が多かったです。
色味を抑えたものも
色味を抑えた作品もありました。
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有名な作品
有名な明日の神話です。
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こちらは、2008年に東京の渋谷駅に設置されました。
【詳細解説】渋谷駅で岡本太郎の大作「明日の神話」を鑑賞しよう | インスピ
こちらは太陽の塔です。
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大阪万博記念公園にあります。
太郎さんの作品は街中の至る所にあるみたいなので、今度旅行に行ったときに探してみるのも面白いかもしれません。
感想
今は評価されていますが、当時の一般的な人からしてみると、こういった訳のわからない絵を描き続けるのは変な人だと思われていたかもしれません。
身近な人からの批判もあったかもしれません。
それでも続けて、後世の人に絶大な評価を受けているというのがすごいと思います。
岡本さんの言葉に、「人生は自分の信念をいかに貫いたかで決まる」という言葉があります。
まさに自分の信念を貫いていると言えるでしょう。
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名言コーナー
名言コーナーがありました。
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人それぞれ心に刺さる言葉が違うし、刺さる人も刺さらない人もいるかと思います。
私は上の2つが心に刺さりました。
岡本太郎さんの歴史
岡本太郎さんの歴史について軽く触れておきたいです。
岡本太郎とは | 岡本太郎記念館 を参考にしました。
岡本さんは1929年、18歳でパリに渡り、世界の芸術の中心に身を置きます。
1940年に戦時体制化の日本に帰還し、初年兵として徴兵されて戦場に行きます。
アバンギャルド(※)のリーダーとして美術界に旋風を巻き起こしていきました。
※第一次世界大戦頃から、フランスなどで起こった芸術運動。既成の芸術観念や形式を否定し、革新的芸術をつくり出そうとした(コトバンクより)。
1970年に行われた万博では、太陽の塔が会場中央に突き立てられました。
この太陽の塔は、万博を支える安直な技術と産業などの進歩主義に、ただ一人「No!」を突きつけるような異物でした。
1975年には、市民の保存運動が身を結び、撤去されるはずだった太陽の塔の永久保存が決まりました。
1996年、岡本太郎は84年の生涯を閉じました。
1969年にメキシコで描かれたまま行方不明になっていた巨大壁画「明日の神話(30m × 5.5m)」が2003年秋に発見されます。
万の単位の人々から浄財(※)が集まり、修復完了後の公開には50日の会期に200万人が詰めかけました。
※寺院・慈善などのため(個人の利益を離れて)寄付する金銭。
壁画は2008年に東京・渋谷駅に恒久設置され、若者の街の新たなシンボルとして大きな話題になりました。
芸術鑑賞についての本
13歳からのアート思考という本があります。
この本は芸術作品の見方を教えてくれる本です。
私たちは作品そのものを見るのではなく、説明書きをみて理解しようとする。
けど芸術というのは答えがあるのではなく、問いを投げかけるべきというのがこの本の主張でした。
私は今回、芸術作品そのものを見ることを意識していました。
ブログを書くためにスマホで写真を撮るのは最小限にして。
岡本太郎と相性がいい曲
ONE OK ROCKのSave Yourselfという曲を帰り道に聴いていて、この曲は岡本太郎の作品のような力強さを持っていると感じました。
時代を超えて作品同士の共通点を発見していくのは面白いです。
渋谷駅に設置されている明日の神話(2023年5月追記)
先日渋谷駅に行く機会があり、岡本太郎さんの「明日の神話」を撮影しました。
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ついでに渋谷の写真も掲載しておきます。
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