【ネタバレ含む】ミッドランドに「ゴジラ-1.0」を観に行った
はじめに
現在上映中のゴジラを愛知県名古屋市にある「ミッドランドスクエアシネマ」に観に行った。
大学生の頃、シンゴジラを観に行った。
それ以来となる。
シンゴジラ(ゴジラ)の面白いところは、日常の中に突然ゴジラが現れるところだ。
少々不謹慎だが、大地震に近い。
大地震が面白いと言っているわけではないので、そこは誤解しないで頂きたい。
5年くらい前に上映されていたシンゴジラ
先ほど「大学生の頃」とお伝えしたが、私は現在30歳なので、5年くらい前となる。
その時に上映されていたシンゴジラはこちら。
家族が「動きがまるみたい」と言っていたのを覚えている。
まるとは、実家で飼っている犬のことだ。
5年経った今でも生きている。
だいぶ年寄りになったが、まだ健在である。
シンゴジラの見どころは、普段生活している街が破壊されていくこと。
現実と映画のコントラストが良い。
当時は東京に住んでいたので、新宿など普段見慣れているビルが破壊されていく様子は衝撃的だった。
今回のゴジラ
今回のゴジラは「-1.0」となっている。
なぜマイナスで1.0なのか?
前回の続きであるなら「2.0」というのがセオリーなのに。
セオリーを外すことに関連して
claquepotのスローペースダンスという曲に「セオリーを外して、割と長めの尺を取る」という歌詞がある。
セオリーというワードに関連したので、紹介した。
-1.0である理由
公式ホームページのトップに「戦後、日本。無から負へ。」とある。
そういえば戦後に誕生したのが「ゴジラ」という怪物だった。
「無から負へ」とあることから、戦争で何も無くなった状態から、経済状況などがマイナスになっていったという当時の状況を表しているのかもしれない。
戦後の歴史については勉強不足だ。
ホームページに書いてあった以下の記述が参考になった。
絶望の象徴がゴジラ。
焦土の意味は、焼けて黒くなった土地。
戦争によって、0を通り越して、あらゆるものが「-1.0」になってしまったことを表していると考えられる。
ゴジラ-1.0を観た後の感想(ネタバレあるかも?)
迫力があった。
月並みな感想だが、すごかった。
何が凄かったかというと、ゴジラだ。
最初はビルも何も出てこない、自然豊かな風景から始まった。
徐々に銀座にゴジラが近づいていき、ついに銀座に上陸した。
少々不謹慎だが、ゴジラが出す青いビームが綺麗だと感じた。
破壊と創造という言葉が頭に浮かんだ。
以前の原爆ドームの記事に書いたように、破壊の後に創造が始まる。
日常でも心が破壊された後に新しい気持ちが芽生えるはずだ。
筋トレでは筋繊維を壊して、超回復によって、筋肉を成長させる。
神木隆之介は、自分と同い年(1993年生まれの30歳)だ。
主役をやっていた。
年齢的に社会の主役を任されるのかもしれない。
勝負の30代だ。
あなたの戦争は終わりましたか?
この問いかけが印象的だった。
あなたの戦争とは、今実際に起こっている戦争ではなく、夢に何度も出てくる過去のトラウマのことだ。
現実問題として、戦争を経験している人は、その人自身の戦争は終わっていないのかもしれない。
嫌われる勇気では、過去のトラウマは存在しないと語っている。
戦争ほどショッキングな出来事が起こったとしたらどうだろうか?
トイレに行くという勇気が試された
途中でトイレに行きたくなった。
空気を読むなら我慢してやり過ごすのがいいだろう。
しかし、以前の記事にも書いたように、空気を読むのも大事だが、変えたり壊したりすることが必要な時もある。
今回、空気を壊してトイレに向かった。
緊張したが(緊張しない人はいるのか?)、以下の問いかけをした。
2024年は空気を自分で作り出す一年にするのか?それとも、既存の空気におとなしく従って、自分のやりたいこと、やるべきことを我慢するのか?
新年を迎えて決意に満ちている状態だったので、前者を選択することが出来た。
今年はもう大丈夫かと思われる。
続編あり?
エンドロールの字幕の後に、1/14あたりに「ゴジラ-1℃」というゴジラが公開されるという予告があった。
これは言ってはいけないことかもしれないので、他言禁止でお願いしたい。
枇杷島にあったパチンコ屋のゴジラ
愛知県の枇杷島にあったパチンコ屋の前にゴジラがいた。
2024年現在は解体されて、マックになっている。
あのゴジラが解体業者によって倒された稀有な例である。
コメントを残す