2024.09.21(更新日: 2025.06.29)
リンキンパークのNumbの歌詞に共感する

はじめに
リンキンパークのNumbについて書いていく。
from under the pressure walking in your shoes and every step has another mistake to you
「プレッシャーを感じてあなたの靴を履いて歩いた。そして、全てのステップがあなたにとっての間違いになってしまう」という意味。
この部分では、誰かの期待に沿って生きる事がいかに自分を苦しめるかということを歌っている。
相手の期待に沿って行動しようと試みるけれど、その期待に沿うことができない。
他の人の靴を履いてたら、全てその人にとっての間違ったステップになってしまうという例えが秀逸だと感じた。
like me someone is dissapointed to you
曲の終盤あたりに出てくる歌詞。
自分と同じように、あなたも「他の誰かがあなたに幻滅している」という状態になっているという意味。
世界は自分中心で回っている訳ではないということをもっと意識すれば、気が楽になるにも書いたように、世界は自分が中心で回っているわけではない。
人それぞれの中心があるから、自分にとって都合が良いことばかりは起こらない。
コントロールできないことの方が多いのではないだろうか。
他の人の行動に幻滅させられることはよくある。
例えば、昨夜カラオケに行ってた時、ドアを開けたら、はしゃいでいる男性グループの2人の内の1人がぶつかってきた。
もう一方の人は、その人を自分からどけるように手を背中に回していた。
その人は、悪気があって自分にぶつかってきたわけではない。
自分の感情の赴くままに動きたかったんだろう。
お酒を飲んで酔っ払っていたかもしれない。
その人からしてみれば、自分が幻滅する対象になっていた。
だから、この歌詞が本当に人間関係を考える上で、とても当てはまると思う。
どんな人にも当てはまると思う。
この記事は、リンキンパークの「Numb」という楽曲の歌詞を、自分自身の体験や感情に照らし合わせながら深く読み解いた内容で、とても共感を呼ぶものでした。特に「他人の靴を履いて歩く」という比喩に注目し、相手の期待に応えようとするほど自分が追い詰められていくという解釈は、誰しも心当たりのある普遍的なテーマだと感じます。また、終盤の「誰かが自分に幻滅している」という視点を、自分がカラオケで遭遇した出来事に重ねた部分は、抽象的な歌詞を日常に引き寄せていて説得力がありました。人間関係の中で避けられない摩擦や幻滅、それに対する受け止め方を音楽を通して考える流れが自然で、読後に「人は皆それぞれの中心を持って生きている」という気づきが残ります。楽曲の力強さだけでなく、著者自身の視点が重なったことで、Numbの歌詞がより立体的に伝わってきました。