捨て猫と思われる猫に会ったが何もしてあげられなかった

はじめに

愛知県の知多市にある湖の大きな公園に来ている。

そこで、痩せ細った黒猫に出会った。

街中で会う猫は逃げるが、この猫は「ミャーオ」とこちらに近づいてきた。

捨て猫と判断した理由はそれだ。

痩せているのも理由の一つ。

家に持ち帰りたくなったが、自転車で来ていたし、マンションがペット可かどうか分からなかったから断念した。

少し時間が経つと、木の近くに移動して、毛繕いをしていたので安心した。

こちらが持ち帰るのを断念したことが伝わったのかもしれない。

ミミズなどだろうか？

もしかしたら、自分が拾ってあげられなかったことで、1週間後に命を落とすかもしれない。

ペットフードを買って与えてあげることもできる。

だがそれを行うと、自分で餌をとって生きながらえているとしたら、自分で餌を取る能力を阻害してしまう。

保護猫の施設に預けるというのはいい方法だ。

捨て猫レスキュー隊のようなサービスはないだろうか？

判断が難しい場合は、行政の窓口に相談してくださいとのこと。

今回の件もそうだが、アフリカのあたりの募金をしている人が、名鉄の地下にいることがあった。

募金するのが憚られるが、自分がそこを通っていなかったと仮定すると、気が楽になる。

札幌中島公園で、酔っ払いと思われる人が、雪の山に顔を埋めていたことがあった。

その時、人とのコミュニケーションに抵抗があった自分はそのまま通り過ぎてしまい、その行動に後悔の念を抱いていた。

それについても、自分がそこを通っていなかったと仮定すれば後悔することはないだろう。

しかし、今後は自分が救える人が目の前にいるなら、警察に電話を入れるなどの対応はしっかりと行いたい。

全ての人を救うことはできないが、自分の影響力の範囲内で最善を尽くしたい。

そうすることで、自分が救われる。

他の人を信頼するマインドセットが醸成されて、この社会で生きやすくなるだろう。

周りからどう思われるかという小さな見栄は捨てて、自分がするべき行動を勇気を出して取っていけるような人間になっていこう。

今日出会った猫は、自分で餌を探して、元気に生き延びてくれることを願っている。

死んでしまったとしても、天国で元気で過ごしてほしい。