高橋優さんの「素晴らしき日常」が「素晴らしき曲」であることに気付けたことが「素晴らしきこと」
はじめに
今朝、Apple Musicで2017年のプレイリストを聴いていた。
高橋優は、札幌の狸小路で路上ライブをしていたらしい。
札幌は、私が新卒から約1年半過ごした場所。
思い入れがある。
7年後の2024年の本日、朝。
久しぶりにこの曲を聴いて、思うところがあった。
何に感動したのかについて書くことにしよう。
まずはこちらのMVをご覧に入れよう
愛し合った二人から生まれてきた僕たち
この曲の後半で出てくる詞だ。
あなたが生まれたのは、あなたの父と母が愛し合ったから。
だから、どんなに残酷な世界であったとしても、結局は大丈夫ということだ。
満たされない、物足りない、何かに腹が立つ
僕たちは、古代のファラオなどが見たら、物質が満たされていて、とても羨ましい生活をしている。
それにも関わらず、不平・不満・愚痴がはびこる世の中だ。
感謝することを忘れ、他人を批判したり、ネガティブな感情を抱いてしまうのが、人間だ。
そんな現状を優さんが認識させてくれる。
あなたも満たされないという感情を日々味わいながら、この資本主義社会を生きているはずだ。
その現状にまずは気付こう。
なぜ心にすっと歌詞が入ってきたのか
休みの日で心に余裕があったからではないか?
平日は、家事や仕事がマインドシェアの多くを占めている。
マインドシェアとは、心を占める割合のこと。
脳内メーカーのようなものだ。
ティーンの頃に聴いていた曲が、一番心に残っている方は多いかと思う。
それは、心の余裕があったから。
いや、心の余裕があった人は全員ではないかもしれない。
しかし、時間の余裕があるのは、ティーンの頃。
新鮮な気持ちで、音楽を集中して聴くことができたり、現在の悩みに対して、解決策になるような歌詞がすっと入ってきやすかったのかもしれない。
あなたが見ている景色は、天国にも地獄にもなり得る
この歌詞は心に残っている。
心の状態で、いつも何気なく見ている景色の色が変わる。
疲れている時(心が)は、景色が色褪せて見える。
いきいきしているとき(心が)は、色鮮やかに見える。
メンタル脳という本が刊行されていた。
結局、メンタルなのかもしれない。
もちろん、すべてがメンタルというわけではない。
音楽に感動できるのは素晴らしいこと
人生であと何回、感動することができるだろうか?
私たちは、日常で起こる物事に、ペタペタと自分の解釈というラベリングをしてしまう。
物事を理解していくのに必要な作業だ。
しかし、ありのままの景色、言葉、音楽を受け入れることが大事。
自分の解釈を挟まない。
自分の判断をわきに置いて、音楽や人の話を聴く。
そうすれば、あたらしい世界が開けるはずだ。
自分が理解している外側の未知の世界を感じることができる。
既知から未知へ。
普段慣れ親しんでいるコンテンツや人、環境に新鮮味を感じられない時は必ずくる。
それは、自分の感じ方が変わっていないから。
そんなときは、未知にアクセスしよう。
そうすることで、自分がいかに理解できていないかを知ることができる。
初めて聴く音楽は、良いとはなかなか思わない。
徐々に理解していって、ある時点を超えると「好き!」となる。
分からないという体験を得るために未知にアクセス!
自分が変われば物事の感じ方も変わる
正直この曲は、7年前は感動しなかった。
この曲は、自分を感動させてくれなかった。
しかし、7年後の今日、この曲は自分を感動させてくれた。
それは、7年という年月が自分を変えてくれたからだ。
このように、同じコンテンツに触れていても、自分が変われば、感じ方が変わることもある。
日々挑戦して、自分の内面を変えていこう。
そして、感動体験を増やして、たった一度の人生を楽しんでいこうではないか。
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