マズローの欲求5段階説とシャワー効果
はじめに
マズローの欲求5段階説と言うのは皆さんも聞いたことがあるだろう。
1番下に食事、睡眠などの基本的な欲求、 次に、安全の欲求。そして、承認欲求。その上に、自己実現の欲求があると言うピラミッドの図を思い浮かべて欲しい。
シャワー効果とは
働き方の哲学で学んだ。
シャワー効果とは、 使命感を持つことで、欲求5段階説の一番上の欲求が満たされて、 その下の承認欲求や、所属と愛情の欲求なども満たされるという事。
いや、欲求5段階説については、シャワー効果で言及されていなかった。
自分の読書メモはこちら。
使命→共振→成長→承認→お金
使命を持てばシャワー効果が起こる
自己実現の欲求を満たすことにフォーカスすべき
自分の中で、シャワー効果と欲求5段階説を紐づけていた。
限度がある
いくら使命感を持ってシャワー効果が得られるとしても、一番下の食事、睡眠などの生理的な欲求の部分までは満たすことができないだろう。
ただし、寝食を忘れて物事に没頭するという状態がある。
使命感を持つことで、一時的に、生理的な欲求を忘れることができるのかもしれない。
性欲を抑える方法
性欲は食事、睡眠と並ぶ3大欲求のうちの1つ。
しかし、満たさなくても生きていける。
所属や安全の欲求や承認欲求、自己実現の欲求を満たすことを意識していれば、 そして、 食事と睡眠を整えておけば、性欲に意識が向かう事はないだろう。
現実としては、街で魅力的な異性を見たときに、性欲が出てくる場合はある。
男性の場合は、特にそうだろう。
性欲に振り回されるのを抑えるためには、理想の自分を意識して自己実現のために努力し続け、それによる充実感を得続けるというのが一番良いだろう。
友達や家族との人間関係が上手く行っているという方は、性欲に振り回される事はほとんどないだろう。
それは性欲が属する1番下の生理的な欲求よりも、高次の欲求を満たせているからだろう。
正直マズローの欲求5段階説は好きなように解釈していいと思う
一般的な解釈で言うと、低次の欲求が満たされていないと、高次の欲求を満たそうとはならない。
しかし、シャワー効果のように高次の欲求が満たされることで、低次の欲求も満たすことができるというように解釈してもいいはずだ。
欲求5段階説はあくまでマズローさんの見解であって、それを絶対視してはいけないと思う。
ニーチェが言った「神はいない」と言う言葉を信じよう。
「絶対的なものはないので、自分を拠り所にして生きていこう」という意味。
自分の欲求に対して、どんな説を構築していくか?
それは、一人一人違うはず。
マズローさんの意見は、たたき台として、それぞれが自分自身の欲求と向き合って理論を構築していくのがいいと思う。
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