気づく、見出す

はじめに

友達と1泊のウーバー旅行に行ってきた。

ライブが終わった後、多くの人がいる「ざわつき」の中で自分は一言も言葉を発することが出来なかった。

少し人気が少なくなったあたりで、友達から「何で一言も言わなかったのか?」と聞かれ、「発達障害だから」と返した。

そのことで、友達を怒らせてしまった。

ウーバーのボーカルのTAKUYA♾️から熱いメッセージを受け取った後だったから、お互い言い合いになってしまった。

どんな発達障害か

場面寡黙かと思う。

自分では発達障害だと思っているが、友達に指摘されたのは、本当の発達障害の人に比べると全然話せているから、発達障害の人に失礼だということ。

一般的な言葉の定義と自分自身で使用している言葉の定義が異なるので、注意が必要だ。

友達のありがたさに気づく、見出す

一緒に休日を過ごしてくれる友達はありがたい存在だ。

自分の至らなさばかりに目を向けてしまうが、本当に目を向けるべきなのは、友達のありがたさなのかもしれない。

限られた人生の中で、こんな自分を受け入れてくれて、ありがたい。

こんな自分

自分のことを卑下してはいけないということは頭では分かっている。

しかし、様々な人がいる環境に身を置くと、自分のコミュニケーション能力の無さに絶望する。

比較してしまい、どう振る舞えばいいのか分からず、何も言葉を発しないという状況になってしまう。

小学生の頃から、多くの人がいる場所で自分を出すことが出来なかった。

偏差値で言うと、40もないだろう。

AV女優の戸田眞子さんが出ていたYouTubeの街角人生録で彼女は、「自分以外の何かによって、自分を嫌いにさせられている人って、世の中にすごい多いと思うんです。世の中で言われているこれが普通だよね?っていう感覚などが、あなた自身のことを嫌いにさせている。私がそれがムカつくし、1人でも多くの人が自分のことを嫌いにならないようにしてほしい」と話している。

人間社会で立ち居振る舞いをすると、自分のことを嫌いになってしまう。

1人でいる時が、本当の自分のような気がする。

仕事をしている時が一番楽しい

遊びよりも仕事が楽しい。

それは、主体的に取り組むことが出来ているからかもしれない。

いくつかの困難を乗り越えてきたことや、1人で内面世界に入り込むことができるからかもしれない。

即座の反応が苦手

友達と何を話していいのか分からない。

相手が言った言葉に対して、何と返せばいいのか。

それが分からず、考え込んでいると、無視してしまったような気がして、罪悪感に苛まれてしまう。

出来ればコミュニケーションは、必要最小限にしていきたい。

話す以外の楽しみを見出していきたい。

雨の後の虹

友達と名古屋で別れた後、名古屋を1人で歩いていると、とても強い雨が降ってきた。

刈谷駅までの帰りの電車でいつも通り、ドア付近に立って外の景色を眺めていると、地上付近にうっすらと虹がかかっていた。

刈谷に近づくにつれて、全体にうっすらと虹がかかっている地域があったり、全く虹がかかっていない地域があったりした。

周りの人は、この虹に気づいていないような気がした。

友人の大切さも、一緒にいる時は、自分のコミュニケーション能力の低さや、周りの人の目や、周りの人の言動や周囲の様子が気になってしまって、気がつくことが出来ない。

うっすらとかかる虹のように、空に意識を向けて、ネガティブな面の裏に隠されたポジティブな希望を見出していきたい。

誰にも心の虹を見出す気持ちは奪わせやしない。

困難の中にも心の虹を強く意識して、良い面を見出していこう。

そして、過去は全て肯定する。

許せば進める。

自分も相手も全て許す。

そして、過去を愛して前に進んでいく。

これから先に起こりうる困難に対しては、一歩一歩進んでいく勇気を育んでいこう。

ウーバーと、ウーバーのライブに誘ってくれた友達には、本当に感謝している。

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