「somewhere I belong」が素晴らしい

はじめに

LinkinParkの「somewhere I belong」に最近ハマっている。

これは、所属の欲求が満たされていないことを歌った曲。

以前、欲求5段階説について書いた記事で掲載させてもらった図では、所属と愛情の欲求というのは、ピラミッドの下から数えて3番目にある。

マズローの欲求5段階説とは?ビジネスでの活用方法について詳しく紹介 | フリーコンサルタント.jp

ONE OK ROCKのTakaがチェスターの追悼ライブで歌っていた

WANIMAとのラジオでピッチが全然取れなくて歌えなかったと話していた。

以下の動画の20:40あたりに飛んでいただきたい。

実際のライブはこちら。

この曲は最近暗唱したいと思って、道を歩きながら口ずさんでいるけど、全然覚えられなかった。

結構、難しい曲だと思う。

Takaがここまで歌えているのは、素晴らしい。

自分では何を歌ってるのか分からないと話していたけど、そんな中でこのアウトプットが出せるのはやはりプロだなと感じる。

最後のハイトーンで、マイク・シノダとギターの人(ブラッド)が笑みを浮かべていた。

最後のハイトーンは素晴らしいと思う。

2024年9月からの新ボーカルエミリーが歌っている「somewhere I belong」はこちら

以下のライブストリーミングの5:47に飛んでいただきたい。

最初の方は、エミリーの感情が高ぶってハッピーな感じのコーラスになってしまっているものの、そこからロックな感じで調整していっていい感じに仕上がっている。

故・チェスターのライブ

そして、こちらはテキサスで開催されたライブで、今は亡きチェスターが歌っている。

これだけの広さの会場でこの安定したボイスを届けられているのはすごい。

そして何よりも熱がこもっている。

Takaとエミリーも、自分と比べたら、遥かに素晴らしいけど、チェスターほどの魂は感じられない。

やはり、曲に込めた思いが違うのだろう。

本当の絶望の中から編み出した歌詞というのは、本人しか心の底から気持ちを込めて歌う事はできないのではないか?

「somewhere I belong」という考え方が好き

「somewhere I belong」という考え方は好きだ。

日本語に訳すと、「どこかに私は所属している」という意味になる。

自分の考えとしては、愛情空間(家族、友達、恋人)に縛られるのは良くないと思う。

それよりも、もっと広い空間に意識を向けたい。

最果ては、宇宙。

宇宙船地球号に私たちは属している。

そう考えると楽になるし、ただ存在しているだけでいいんだと思える。

実際宇宙から見たら、1人の人間なんて本当にちっぽけなものだ。

だからこそ、誰からも認められなくてもいいし、ただ存在しているだけでいいのだ。

NOISEMKERのEXISTという曲でも歌われている。

EXISTについては、また別の記事で書いていこうと思う。

I wanna heal I wanna feel

healとfeelは、癒されたい感じたいという意味。

傷ついた心を癒されて、どこかに所属している感覚を感じたいということを歌っている。

心が傷ついた状態では、何も感じられない。

心が疲れているときは、どんなに素晴らしい景色を見たとしても、音楽を聞いたとしても素晴らしいという感情が起こらない。

それよりも先に、自分自身を守ることに意識が向いてしまう。

この歌詞は理に適っている。

すべての人に当てはまるんじゃないだろうか。

I break away from me and find myself today

この歌詞は、逆説的ではあるが、自分を一度ぶっ壊せば、自分自身を見つけることができるということを歌ってるんじゃないだろうか。

自分という存在があるから、自分自分の中の狭い価値観、自己認識の箱の中に捉われ続けている。

だからこそ、痛みを感じるのだ。

自分を「break away」してしまえば、最終的には自分自身を見つけることができるという境地について歌っている。

もしかしたら、このような価値観でチェスターは自死を選んだのかもしれない。

fault is my own

この歌詞は、欠点は自分にあるという意味。

自責で捉えているところが素晴らしい。

原因は自分にあると考えることで、人生を主体的に生きていくことが出来る。

7つの習慣

他の人のせいにしても、何も変わらない。

自分に原因があると考えて行動することで、自由を得られる。

変えられない過去や他人に執着するのは不自由だ。

最後に(MVと自分の決意)

この曲の真意を理解して、この宇宙船地球号で与えられた自分自身の1度きりの人生を安心して自由に生きていきたいと思った。

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