ウェアラブルシステムのデータをテーブルに格納するデータフローの構築

はじめに

ウェアラブルシステムから取得したデータを別のテーブルに格納するデータフローの構築について解説する。これは4つあるケトルファイルのうちの1つで行われており、既存のPentaho ETL処理を新しい社内共通テンプレートに置き換える作業の一環である。

データ取得と最終更新日時の条件設定

処理の流れとしては、まず既存のテーブルから最終更新日時を取得し、それを基にウェアラブルシステムからデータを取得する。この最終更新日時には3つの条件があり、以下の優先順位で設定されている。

  1. 最優先は、ユーザーが手動で設定したパラメーター。
  2. パラメーターが未設定の場合、次に参照するのはパブリックデータベースの最終更新日時。
  3. どちらもなければ、初期値を設定して使用する。

日時のフォーマット変換

取得した日時は、ウェアラブルシステムのフォーマットに合わせる必要があるため、Pythonのdatetimeモジュールのstrftimeメソッドを使って整形する。このモジュールを使用することで、さまざまなメソッドや属性を簡単に呼び出し、必要な形式で結果を得ることが可能である。

モジュールとクラスの理解の深化

最初の頃は、モジュールやクラスがどのように連携して動作しているか理解が難しかったが、現在はその仕組みが少しずつわかってきた。クラスにはさまざまなメソッドや変数が定義されており、インスタンスを生成しドット表記でこれらを呼び出すことで利用できるようになっている。

ブラックボックスとしての変数と関数

プログラミングにおいて、変数と関数は「ブラックボックス」として捉えられる。変数はただのデータの容器であり、呼び出し時に引数を受け取らない。一方で、関数は呼び出す際に引数を渡すことができるため、柔軟性と制御が可能となる。

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