2026.08.10(月) / 14:23
内定を取りにいくのではなく、これからのキャリアとのマッチングを探しにいく
- ID
- 40492
- Published
- 2026-08-10 14:23
- Modified
- 2026-08-10 14:28
- Author
- khiro
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転職活動をしていると、どうしても面接を「試験」のように感じてしまう。
企業が採点する側で、自分が評価される側。
合格すれば成功、不合格なら失敗。
でも、よく考えてみると受験とは違う。
大学受験では、基本的には自分が学校を選び、試験を受ける。しかし転職では、企業も自分を選ぶし、自分も企業を選ぶ。
面接とは、内定を取りにいく場所というよりも、これからの自分のキャリアと企業とのマッチングを探りにいく場所なのではないか。
市場価値と人間の価値は別物
ここで、自分なりに「市場価値」という言葉を整理しておきたい。
市場価値とは、人間としての価値ではない。
ある市場において、どのような仕事を任せられるのか。そして、それを過去の経験や成果物によってどの程度証明できるのか。
そう考えると分かりやすい。
自分の場合、既存システムのリプレイスや調査、Pythonを使った処理などは経験してきた。一方で、新しいWebアプリケーションを要件から考え、設計し、実装し、テストして運用していくという経験はまだ薄い。
つまり「何も経験していない」のではない。
今後進みたい方向に対して、経験の分布が偏っているのだと思う。
一社の評価を市場全体だと思わない
チームラボのコーディングテストでは10点中3点だった。
これは自分にとって重要な現実だ。
限られた時間の中で、問題を理解し、アルゴリズムを考え、自力でコードへ落とし込む力には課題がある。
だから、paizaのCランク問題を何も見ずに解く練習を続けている。
しかし、ここで気をつけたい。
チームラボの評価が、そのままソフトウェアエンジニア市場全体からの評価になるわけではない。
一社は一社だ。
一人の面接官も一人の人間だ。
目の前に技術力の高い人が現れると、その人が世界そのもののように感じてしまうことがある。
しかし、実際の市場にはWeb開発、データ処理、業務システム、クラウド、AI、移行、保守、SaaSなどさまざまな仕事が存在する。
一人の他人は市場ではない。
一社の不合格も市場ではない。
一回のコーディングテストも市場ではない。
高い山を目指しても、山頂に住む必要はない
自分は、高い技術力を身につけたいと思っている。
チームラボのような高度な技術集団に入れるような力を目指して努力することも面白い。
でも、高い山を目指すことと、人生のすべてを山登りにすることは違う。
仕事は人生の一部でしかない。
音楽を楽しむ時間もあれば、街を歩く時間もある。何もしない時間もある。
だから、自分が目指したいのは、
「技術力を高めること」
と、
「自分自身でいられる、消耗の少ない環境で持続的に働くこと」
の両方だ。
どちらかを諦める必要はない。
面接では、自分を必要以上によく見せるのではなく、今の自分の実力をそのまま提示する。
そして、
「この会社では、これから自分が伸ばしたい経験を積めるだろうか」
と考える。
企業が自分を見るように、自分も企業を見る。
内定という結果よりも、その先にあるキャリアとのご縁を探していきたい。