メソッド・変数・型などを学習しました
はじめに
プロになるJavaという本でJavaの学習を進めています。
前回は、「jshell」というJavaのプログラムを一行づつ実行して動作を確認できるツールで値の計算などを試してみました。
今回は、メソッド・変数・型などを学習していき、学習ブログを書いていきます。
プログラムが上手くいかないを分解すると
以下の3つになります。
- 構文エラー
- 例外
- 期待した動作とは違う結果になる
構文エラー
例えば、「10*/2」という構文を入力すると、「式の開始が不正です」というエラーが出ます。
例外
「10/0」というように整数を0で割ろうとすると、「例外 java.lang.ArithmeticException: by zero」という例外のメッセージが出ます。日本語にすると、「Javaの言語の算術的な例外: 0による割り算」といった意味になります。
メソッド
Javaなどのプログラミング言語には、メソッドという機能があります。
文字列を大文字にするメソッド
文字列に対して、「.toUpperCase()」を使用すると、全て大文字になります。
” “(ダブルクオテーション)で囲まないと、エラーが出ます。
文字列の文字数を取得するメソッド
文字列の文字数は、length()で取得できます。
文字列を繰り返すメソッド
repeat()は、引数(かっこの中に入れる値)の数だけ文字列を繰り返します。
文字列を置き換えるメソッド
replaceメソッドは、第一引数を第二引数で置き換えます。
その他のメソッド
Java17の文字列に対するメソッドは、こちらのサイトにまとまっています。
例えば、「contentEquals()」というメソッドは、この文字列と指定された文字列を比較するというようなことが書かれていました。
試してみるとこのようになりました。同じ文字列を引数に指定したので、trueと表示されます。
別の文字列の場合は、falseになります。
フォーマット
3桁ごとにカンマを入れたい場合は、「%,d」とした上で、formatted()を使用します。
フォーマットの例外
先ほどの例に文字列を渡してしまうと、例外が発生します。
変数
foodという変数にriceを代入するには、以下のように書きます。
変数は以下のように更新することが出来ます。
複合代入演算子
+= のような演算子を複合代入演算子と呼びます。
+=を省略せずに書くと以下のようになります。
インクリメント
numという変数に1を代入して、++を後ろにつけると、もう一度numを出力した時に、1加算されています。
++を前につけた場合は、その時点で1加算されます。
変数のメリット
- 変更を一箇所にまとめることができる
- 使う値の一覧を作ることができる
型
jshellでは、以下のようにして変数の型を確認することが出来ます。
一覧表
型 | 値 | 値の例 |
---|---|---|
int | 整数 | 0、50 |
double | 実数 | 5.2、2.333 |
boolean | 真偽値 | true、false |
char | 文字 | ‘a’、’あ’ |
String | 文字列 | “dog” |
型変換
3.45という実数を整数に変換するには、(int)を前に追加します。この操作をキャストといいます。
文字列を整数に変換するには、Integer.parseIntを使用します。
数値のカンマを取り除く場合は、以下のようにします。
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