歌舞伎町のホスト俊さんの名言が人間関係を考える上で非常に参考になった
はじめに
先日上がっていた俊チャンネルの湿度まもるとの対談動画の中で俊さんが発言していた内容が人間関係の参考になりました。
俊さんは彼との対談で、「他人に期待はしない。信頼はするけど期待はしない。期待すると期待値を超えなかったら、嫌な感情になるから、お互いに良くないじゃん?」という発言をしていました。
俊さんとは
俊さんは「The Club」という新宿歌舞伎町にあるホストクラブで働いています。
The Clubは、ローランドが創業したことで有名です。
そのThe Clubの1期生のオーディションを受けていたのが、この動画の対談相手の「湿度まもる」です。
該当のシーン
該当のシーンは、概要にあるチャプターの「人には期待しない俊(20:36)」から飛べます。
他人に期待しないほうがいいのか
「他人に期待すると、その期待値を超えなかった時に嫌な感情になる」
このことについて考えていきます。
上司が部下に、「来週発表予定の資料を作っておいて」と、やや抽象的なオーダーを出したとしましょう。
その時に上司が部下が作成する資料に対しての期待(上司目線での)を持っていたらどうなるでしょうか。
出来上がった資料が上司の期待値を超えていなかったら、上司は不満に思うでしょう。
期待値調整
期待値調整という言葉があります。
これは、仕事を振られた時に2割くらいの完成度で共有を行い、完成物のイメージをすり合わせるなどして、依頼者の期待値を調整するという手法です。
仕事を依頼された側が、依頼者の期待値をコントロールすることで、満足度を高めることが出来るかもしれません。
これから期待とどう向き合っていくか
相手に対しては変な期待を抱かずに、向き合っていくのがいいのではないでしょうか?
ただ、相手に期待してしまう…というのは、無意識の面が大きいと思います。
まずは相手に期待しないというのを意識して、徐々に無意識的にも相手に期待しないような人付き合いができるようになりたいですね。
相手に期待する=悪なのか?
今回の記事では、相手に期待する=悪、相手に期待しない=善という二項対立が出来上がっています。
では、相手に期待することは本当に悪いことなのでしょうか?
例えば、友達が資格の勉強を長期間続けていて、それをあなたは見ていたとしましょう。
そしてテストの前日に「期待してるよ!」とメッセージを送ります。
テスト結果は不合格でした。
…という場合、期待していたあなたは、嫌な感情になるでしょうか。
また、「期待してるよ!」というメッセージをもらったあなたの友人は、嫌な感情を抱くでしょうか?
この文脈の場合は、期待することは善になると思います。
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