転職を繰り返すことは逃げなのか?逃げるのは悪なのか?

はじめに

私は現在、テストエンジニアとして派遣会社に勤務しています。

先日、派遣会社の人と面談を行いました。

今の就業先を変えたいという相談を持ちかけたのがきっかけでした。

そこで言われたのが、「今の環境を逃げたら、一生路頭に迷うことになる」ということでした。

私が抱えている問題

私は学校や職場などの閉鎖的な空間におけるコミュニケーションが苦手です。

それが原因で今回、就業先を変えたいということを相談しました。

逃げてはいけない理由

どんなに環境を変えても自分から逃げることは出来ないためです。

あとは、どんな仕事に就くとしても、人と接することが必要なためです。

例えば、カフェの店員さんはお客さんと対面で接するし、同僚と関わっていく必要があります。

WEBデザイナーは、テキスト中心のコミュニケーションかもしれませんが、テキストだけでは誤解が生まれることも多いので、ZOOMでミーティングすることなどによって、お客さんとの信頼関係を築いていきます。

対面コミュニケーションからは逃げてはいけない

ネット社会、資本主義社会でインターネットやお金があれば、対面コミュニケーションを行わなくても生活していける世の中になりました。

仕事もメタバース上で行えるということを耳にしたことがあります。

しかし、派遣会社の人は、「どんな仕事も人とのコミュニケーションが土台になっている」と言っていました。

僕もリアルな人とのコミュニケーションは、仕事を円滑に進める上で重要かと思います。

なので、向き合っていきたいと思いました。

逃げることで見えてくる景色もある

逃げずに自分の課題に向き合うことも大事です。

しかし、時には逃げたっていいじゃないですか。

逃げるというか、休むことは必要ですよね。

私は、体調不良という理由で水曜日に会社を休んで、自分の好きなことをしました。

具体的に言うと、朝ゆっくり起きる、サウナと筋トレ、読書、出かけることなどです。

心身の健康を整えないと、長い仕事人生はやっていけません。

土日という受動的な休みではなく、平日の能動的かつその分の給料が無くなるというリスクを負った休日のほうが何倍も価値があると思いませんか?

私の転職遍歴

私は現在29歳で、新卒のアパホテルのフロント職を退職してから、いろんな職場を転々としてきました

アパホテルを退職したのが、2018年の秋です。

その後は、自宅にあったiMacでオンラインプログラミング学習サイトのprogateを使用してプログラミングの学習をしていました。

そして、2019年の春に未経験でもOKなIT系の派遣会社に正社員として勤務しました。楽天モバイルのプロジェクトの要員としてGoogle Earthに組み込まれたアンテナの電波シミュレーションを使って、地域ごとに電波がどの程度届くかということをExcelにまとめて報告するという仕事をしていました。

その派遣会社は3ヶ月ほどで退職し、TECH:EXPERT(現TECH:CAMP)でRuby On Railsを使用したWEBアプリケーションのチーム開発を経験しました。

その後は、AQUENTというクリエイティブ人材エージェントに登録してもらい、愛知県の観光サイトのコーディング業務(約1ヶ月のスポット案件)や、お宝買取サイトのWordPressを使用したコンテンツ記事ページの作成業務(半年ほど)などを経験しました。

フリーランスとして、WEBサイトのコーディングも行ってきました。WEBサイトのコーディングとは、HTML / CSSというマークアップ言語や、PHPというプログラミング言語を使用して作られたWordPressというCMS(Contents Management System)を使用して、WEBサイトをインターネット上に構築していくことです。

取引先は地元のWEB制作会社がメインで、CW(Crowd Works)を通して知り合った方や、営業メールに対して返信をくれた関東のWEB制作会社の方、Twitterで知り合ったWEBデザイナーの人でした。

そして現在、IT系の派遣会社の正社員として、自動車のDMS(Driver Monitoring System)のテスト業務を行っています。

改善できる余地があるのなら逃げてはいけない

これをこの記事の結論にしたいと思います。

僕は職場などの閉鎖的な空間におけるコミュニケーションに苦手意識があります。

しかし、組織の中で仕事を円滑に行っていくには、分からないことを相談するために上司に話しかけたりしなければなりません。

皆がPC作業に集中している中、声を発するのは勇気のいることです。それは、ストレス脳にも書いてありましたが、群れから外れないようにするための脳の防衛反応でしょう。

恐怖を抱くのは当たり前の反応なので安心して、仕事の結果にフォーカスして、仕事上必要なコミュニケーションを積極的に取っていきたいと思います。

そのようなコミュニケーションを十分に取れていないという自覚があるので、まだ今の職場にステイしたいと思います。

環境を変える時期は、自分の弱点(職場で仕事上必要なコミュニケーションを円滑に行うことが出来ない)が克服できたという実感が生まれて、面接で前の職場でどんなことを経験したかを自信を持って語れるようになってからにしたいと思います。

転職面接の時の材料を作ることを目的にすれば、仕事が楽しくなるはずです。

なぜなら、人生を変えるための行動を日々行なっているということなので。

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