考えるのではなく感じよう
はじめに
最近、自分に取り入れている考え方がある。
それは「考えるな感じろ」である。
きっかけは、SHARE LOUNGEで「自分とかないから」という黄色い本を読んだこと。
この本の中で、「言葉にならねぇ」ということが書いてあった。
これはどういうことかというと、大事なことを説明しようとするときに、究極的には自分の感情が全てということになるということ。
禅を極めた人が言っていたらしい。
小田和正
「言葉にならない」と言えば、小田和正が思い浮かぶ。
「嬉しくて、嬉しくて、言葉にできない」
この曲が多くの人の心を打ったのは、言葉にできないことの重要性を皆が感覚で理解していたからだろう。
論理と感情
論理一辺倒では、仕事をうまく進めることができない。
人には感情があるからだ。
だから、まずは自分の感情を動かす。
決められたルールの中でも、自分独自の自分にとって効率の良いやり方を創造する。
そして、チームメイトで困っている人がいて、自分が手助けできそうな範囲であれば、迷わず手を差し伸べる。
自分が助けられた時は感謝を伝える。
そういった感情的な側面も配慮しながら、仕事に取り組んでいくことが大事だ。
勉強でも論理一辺倒のように思えて、実は自分の機嫌をとってモチベーションを維持するっていうことも必要になってくる。
ほとんどの場面においても、論理だけではなく、「感情 = 言葉にできないもの」が大事である。
「考えすぎると上手くいかない」だからこそ…
サウナ、ウォーキング、筋トレなどの考えないアクティビティーを日常に取り入れていこう。
そうすることで、考えすぎて疲れきってしまったワーキングメモリーをリセットすることができるだろう。
体が疲れてぐっすり眠れることで、脳が回復するという効果もある。
メモに何も考えずに、頭心に浮かんだことを、ひたすら汚い字でいいから書いていくというのも効果がある。
これも文字を使っていて考えているように見えて、実は考えているのではない。
人と話すというのも同じ。
考えているのではなく、運動してるのに近い。
運動した後に沈思黙考していけば、MECEで論理的な結論が導きやすくなるはずだ。
何もないところから生まれるものがある
宇宙は何もないところから、ビックバンを起こして広がっていった。
それと同じように、私たちの考えも何もないからこそどんどん広がっていく。
何も話すことがない。そう思った時、そんな事は無いはずだ。
「この人にどう思われるか?」「何を言ったら満足してもらえるか?」みたいな事は考えているはず。
だからこそ、何も言葉が出てこないという状況になってしまうことがある。
その自分の心の声をなくす。そうすれば、別の何かが出てくる。
常にゼロベースに自分の頭の中を保っておけば、何かしら自然発生していくものがあるはずだ。
このブログを書いている時だって、すべての原稿をあらかじめ決めているわけではない。
頭の中に、パッと思い浮かんだ言葉をとらえて、それを文字にしている。
最近は、音声入力を使って話しながら書いている。
メモ帳に音声入力で言葉をアウトプットして、ちょっと聞き取ってもらえなかったり、間違って言語化されてしまったものを手作業で修正していくという流れである。
考えると頭を使うので、脳の容量が圧迫されてしまう。
そして、動きが鈍くなるのではないだろうか?
「いかに脳の容量を空けておくか?」ということが大事。
そのためには、考えないことが大事ということになる。
鋭く深く考えるために何も考えない。
その逆説を取り入れていこう。
感性を磨くために
自然と音楽。この2つは、あなた自身の感性を磨くために、最重要トピックのうちの1つ。
やはり人間はこれまでの長い期間の間、自然と共に暮らしてきたため、人間としての感覚を鈍らせないために、自然に触れるというのは超絶大事である。
最高の体調にも、不調を直したかったかったら、週に30分でもいいので公園で過ごそうと書いてあった。
観葉植物も効果があるみたい。
この本に影響を受けて、最近は朝と昼にウォーキングして、近くの公園で自然を感じる時間を意識的に取るようにしている。
そうすると、メンタル面でかなり調子が良い。
仕事にも好影響が出ていることを実感している。
また、無印で観葉植物を購入して育てている。
そのおかげで、リモートワークではメンタルが非常に整っていると実感している。
音楽については、やはり宇宙と繋がっている感覚があって、自分としてはとても良い趣味だと思っている。
考えている状態だと、音楽を楽しむことができない。
感じている状態でなければ、感性が磨かれている状態でなければ、音楽に感動することなんて到底できない。
リンキンパークの「somewhere I belong」に「I wanna heal」「I wanna feel」とある。
「I wanna heal」っていうのは、癒されたいという意味。
「I wanna feel」は感じたいという意味。
つまり、癒されていない状態だと感じることができないということである。
音楽を聴いて感動できる自分自身を保ちたい。
音楽に感動できなくなったら、疲れている証拠。
自分自身の心身の健康を見直すのが良いだろう。
音楽で、心身の健康状態を測ることが出来る。
[Alexandros]も言っている
この曲の後半で、「You don’t have to think」「You just have to feel」(考えるな、感じろ)と言っている。
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