地頭を鍛える方法

はじめに

以下のYouTube動画に感化された。

鈴木さんは「最高の体調」の著者。

論文オタクである。

エビデンスをもとに語られるので、説得力がある。

具体と抽象の行き来をするには「なぜ?」を繰り返す

なぜ地球は太陽の周りを回っているんだろう?

なぜ生き物は死ぬんだろう?

ここまで究極的ではないにせよ、なぜを考えることで、一段高い視点で物事を捉えることができる。

最近仕事中に行なっている思考は、今やっている仕事の抽象度を上げるとどうなるかだ。

システムテスト仕様書作成のためにエクセルシートに文字を入力していたら、今自分は来週月曜日の納期に向けてシステムテスト仕様書作成を進めているということを考える。

原因と結果を調べるための「なぜ?」だけではなく、抽象化のための「なぜ?」もあるということだ。

ワーキングメモリーを酷使しない

ワーキングメモリーとは、机の上の空間のようなもの。

情報を一時的に保存しておく脳の部分。

ここがいっぱいだと、情報処理が遅くなる。

「捨てる技術」というような本で、YouTubeは情報が多く、ワーキングメモリーを酷使してしまい、疲れる恐れがあると書かれていた。

情報は整理した方がワーキングメモリーを酷使しなくて済む。

その結果、仕事や家事などのやるべきことを効率よく終わらせることができる。

ワーキングメモリーは開けておき、必要なことに使えるリソースを確保しておこう。

離れた島と島が繋がる瞬間が必ずやってくる(もがき続けていれば)

鈴木さんは、あるスキルの取得には時間がかかるというようなことを話している。

相談者の新R25の人が「暗記は得意だけど、地頭の悪さを感じる」と話している。

暗記は記憶の点のようなもので、その点と点が繋がっていないと、知識として活かすことができない。

点と点が繋がって線になったとしても、島のように有機的に繋がっていなければ、スキルが身についているとは言えない。

そして、この島を作るのには時間がかかる。

自分も最近、単体テスト仕様書作成を行なっていて、月曜日の段階では闇雲に進めていて、ずっと時間をかけてもうまくいかない期間が続いた。

しかし、水曜日の夕方にチームメンバーに説明したことをきっかけに、自分がこれまでもがいてきたことが繋がるような瞬間が訪れた。

いや、これに関しては、トンネルを抜けたと思った方がいいかもしれない。

いずれにせよ、できないことができるようになるには時間がかかる。

点としての基礎知識をいくら学んでもそれを繋いでいくには相当な時間を要する。

でも、諦めずに続けていれば、必ず繋がる時が来る。

好きこそ物の上手なれというのは、好きだから続けることが苦ではなく、ある日突然ブレークスルーが起こるという現象のことを指しているだろう。

だから、何か身につけたいスキルがあるのなら、目標を思い描いて、目の前の一歩一歩を楽しむことだけを考えて欲しい。

困難を分割して進み続けていれば、いずれゴールに辿り着く。

トンネルに入ったとしても、光の方へ進んでいけば、視界が開ける瞬間がやってくる。

沼にハマっていたとしても、誰かに引き上げてもらったり、勢いよく沼からジャンプすれば、脱出することができる。

突破口は必ず存在する。

今日も強行突破していこう。

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