今日の課題:バーチャルマシンからRMSの管理画面を開けなかった
はじめに
本日直面した課題は、バーチャルマシン(仮想マシン)からRMS(Robot Management System)の管理画面にアクセスできなかったということ。
仮想環境としては、Red Hat系のCentOSを使用しており、VMwareという仮想マシンソフトを使っている。
ネットワーク接続エラーと「ホストオンリー」の仕組み
日本語の環境をインストールしようとしたが、ネットワーク接続でエラーが発生。
ネットワーク設定には「ホストオンリー」などのオプションがあった。
このホストオンリーというのは、自分のPC内だけで完結するクライアント・サーバー通信のようなもの。つまり、仮想マシンとホストマシンだけが通信できる設定で、インターネットとは切り離されたネットワーク構成。
ループバックの理解とローカル開発環境
本来、インターネット通信では、自分のPCはクライアントで、サーバーは外部にある。
しかし、ループバックという仕組みを使えば、自分のPC自身をサーバーとして指定することができる(例:127.0.0.1
)。
DjangoやRailsなどのWebアプリ開発フレームワークでは、ローカル開発中にこのループバックアドレスを利用している。たとえば、localhost:3000
にアクセスすることで、ローカルの開発用サーバーをブラウザで確認できる。
VMwareとネットワーク設定のつまずき
今回、管理画面にアクセスするためのホスト側のIPアドレスを指定し、そのURLにアクセスしようとしたが、アクセスに失敗した。
社内の手順書通りに設定してみたが、うまくいかなかった。
原因としては、VMwareのネットワーク設定が正しくできていなかった可能性が高い。
実施した設定と学び
やったこととしては以下の通り:
- MACアドレスを確認しつつ、
nmtui
コマンドで起動するテキストベースのGUI画面から、ネットワークプロファイルを編集- そこに IPアドレス・ゲートウェイ・プロファイル名などを入力
- ゲートウェイには、ホストPC側のアドレスを設定
そして今日の大きな理解として:
- ホスト=自分のPC(仮想マシンではない)
- ゲスト=仮想マシン(VM)
この基本的な概念が、ようやく自分の中で整理された。
仮想マシンの可能性と操作感
仮想マシンを使うことで、たとえばWindowsホストのPC上でLinuxゲストを動かし、異なるOS間での通信検証が可能になる。
仮想化ソフトとしては、今回使用しているVMwareのほかにも、以前使ったことのあるVirtualBoxなどがある。
サブネットマスクやコマンド操作の学び
今回学んだ技術要素のひとつに、サブネットマスクがある。
これは、「IPアドレスのどこまでがネットワークを指し、どこからがホスト(機器)を指すか」を定義するもの。
また、仮想マシン内のLinuxでは、すべてキーボード操作でコマンドを打ち込む必要があり、コピー&ペーストは使えなかった。
Copilotと相談しながら、ひとつずつ試行錯誤しながら進めた一日だった。
その他の学び
イーサネットは、有線LANを繋いだネットワーク接続のことを指す。
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