2026.07.14(火) / 01:11

お金の自由を取り戻すために、継続収入の再開を最優先にする

ID
40088
Published
2026-07-14 01:11
Modified
2026-07-14 01:11
Author
khiro
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デフォルト

2026年6月12日に会社を退職してから、時間と場所の自由を手に入れた。

平日の昼間に散歩できる。海へ行ける。自分の好きな場所で、好きなことを考えられる。会社へ行く必要もない。

退職直前の自分が最も求めていたのは、この自由だった。

しかし、収入が止まって約1か月が経ち、別の不自由が急激に大きくなってきた。

お金の不自由である。

お金は選択権

収入がない状態では、サウナへ行くこと、旅行をすること、電車に乗って遠くへ行くことにまで、お金の不安が割り込んでくる。

貯蓄はある。

今すぐ生活できなくなるわけではない。

それでも、お金を使うたびに資産が減っていく。毎月入ってくるお金がなく、出ていくお金だけがある。この状態が、思っていた以上に自分の思考を狭めていた。

お金は、物を買うためだけのものではない。

どこへ行くか。
何をするか。
どの仕事を選ぶか。
嫌なことを断るか。

そうしたことを自分で決めるための、選択権でもある。

時間と場所の自由を得ても、お金の自由がなければ、ほかの自由まで少しずつ制限されていく。

今の自分が感じている苦しさは、シンプルに、お金による選択権が減っている苦しさなのだと思う。

減り続ける貯蓄だけが目に入っていた

退職後、自分は何もしていなかったわけではない。

毎日の記録を続けた。
自分の優先順位を考えた。
集中できる方法を探した。
FastAPIで作ったMy Portfolioを改善した。
過去の制作物、技術記事、職務経歴、学習記録を整理した。
WordPress REST APIとの連携も実装した。
過去の経験と、これから進みたい方向を言語化した。

しかし、無収入と減り続ける貯蓄が頭の中心を占めるようになると、こうした積み上げが見えなくなっていった。

人間は、不足しているものに意識を奪われる。

今あるものよりも、失ったものの方を強く感じる。

自分の場合は、失った給与と減っていく預金残高ばかりを見ていた。

その結果、自分の実績を過小評価し、さらに実績を整理し、さらに何かを作らなければならないと思い始めていた。

だが、整理した量と採用される確率は比例しない。

My Portfolioを完成させられなかった理由

My Portfolioには、すでに制作物、技術記事、職務経歴、学習記録が数十件掲載されている。

それでも、自分の中では完成した感覚を持てなかった。

過去の記事をすべて読み返した方がいいのではないか。
もっと学習記録を追加した方がいいのではないか。
もっとデザインを改善できるのではないか。
自分の実力は、こんなものではない。

そう考えていると、永遠に終わらない。

問題は、作業量ではなく、完成の基準がなかったことだった。

そこで、My PortfolioはVersion 1として完成させることにした。

完成の基準は、過去のすべてを掲載することではない。

誰のポートフォリオか分かる。
制作物、技術記事、職務経歴、学習記録を確認できる。
主要なリンクが開く。
記載内容が事実と一致している。
求人応募時にURLを送れる。

この条件を満たしていれば完成である。

今後は、新しい実績ができたときか、外部から具体的な指摘を受けたときだけ更新する。

「俺の実力はこんなものではない」という感情は、更新の理由にしない。

過去のフェーズは必要だった

退職後の期間を、失った収入だけで評価したくない。

会社を辞めた直後の自分には、立ち止まる時間が必要だった。

心身の状態を整えること。
過去の事実を回収すること。
自分が何をしてきたのかを確認すること。
これからどのように働きたいのかを考えること。

このフェーズは必要だった。

ただ、今感じているモヤモヤは、そのフェーズが間違っていたという合図ではない。

次のフェーズへ進む時期が来たという合図なのだと思う。

これまでは、自分の内側を整理するフェーズだった。

これからは、作ったものを外へ出すフェーズである。

外部接続が止まると、自信も失われる

My Portfolioを作っても、記事を書いても、開発を続けても、それだけでは自分の中で完結している。

他人からの反応がなければ、それが社会でどのように評価されるのかは分からない。

一方、paizaのスカウトを確認すると、少し自信を取り戻す。

自分以外の誰かが経歴を見て、連絡する価値があると判断した証拠だからだ。

自信を取り戻してから応募しようとしていた。

しかし、順番は逆なのかもしれない。

応募する。
返信を受け取る。
面接を受ける。
評価される。
改善点を知る。
仕事と報酬を得る。

この外部との循環によって、自信は更新されていく。

自信があるから動くのではない。

動いて、外部証拠を増やし、自信を取り戻す。

最初から月収100万円を狙わない

自分には、月収100万円のフリーランスになるという目標がある。

時間、場所、お金に縛られず、自分の裁量で働きたい。

ただ、無収入になった直後から、月収100万円で一気に挽回しようとするのは現実的ではない。

失った収入を取り戻そうと焦るほど、大きな結果を求め、目の前の一歩を踏み出せなくなる。

まず必要なのは、継続収入の再開である。

毎月お金が入ってくる状態を作る。

それによって、お金への不安が思考を占有する状態を終わらせる。

継続収入は、最終目的ではない。

次の自由を作るための財務基盤である。

二階建ての戦略

今後90日間は、二階建ての戦略で進める。

1階は、収入の基盤。

paizaを中心に、フルリモート正社員を狙う。

東京に本社がある企業も対象にするが、最初から移住する必要はない。まずは現在の生活を維持しながら、フルリモートで働ける環境を探す。

スカウトへ返信する。
求人へ応募する。
面接を受ける。
市場からの反応を記録する。

ここに行動時間の70%を使う。

2階は、将来の自由。

請負フリーランスやCase Study、提案型の仕事を小さく育てる。

自分が本当に求めているのは、指示された作業をこなすだけではなく、何を作るか、なぜ作るかという上流段階から関われる自由である。

ただし、将来の自由を作る活動を、現在の収入から逃げるために使わない。

こちらには20%を使う。

残りの10%で、My Portfolioや既存の制作物を保守する。

自分を信用しない仕組みを作る

自分は、新しいアイデアを考えることが好きだ。

一度戦略を決めても、次の日にはもっと良い戦略があるような気がしてしまう。

これは発想力という強みでもあるが、実行段階では暴走する。

そこで、戦略を変更できる時間を、日曜日の30分間だけにする。

平日に新しい戦略を思いついたら、「戦略駐車場」というメモへ書くだけにする。

すぐには実行しない。

戦略を変更できるのは、次のような事実が集まったときだけである。

10件応募しても反応がない。
複数の面接で同じ弱点を指摘された。
希望条件を満たす求人がほとんどない。
想定より資金の減少が速い。
心身の状態が明確に悪化した。

気分が変わっただけでは、戦略を変えない。

戦略は、戦術を実行している途中では変えない。

毎日の最低行動

毎日行うことも、できるだけ小さくする。

まず、情報を見る前に15分間、自分の言葉を書く。

今分かっている事実。
自分の仮説。
今日行う検証。

その後、午前中に外部接続を一件行う。

スカウトへ返信する。
求人へ応募する。
エージェントへ問い合わせる。
面談日程を調整する。

求人を眺めただけでは、外部接続に数えない。

ブログを書いただけでも、外部接続に数えない。

さらに、面接回答を10分間、声に出す。

うまく話すことよりも、最後まで事実を伝えることを優先する。

一日崩れた場合は、翌日に次の二つだけを行う。

外部接続を一件行う。
面接回答を3分間、声に出す。

完璧に守ることより、戻れることの方が重要である。

YouTubeは禁止しない

YouTubeを見て、何も考えずにダラダラしたい日もある。

それも人生の一部である。

全面的に禁止すると、反動で余計に見たくなる。

そこで、外部接続を一件終えた後は、YouTubeを見てもよいことにする。

ただし、ホーム画面から無目的に動画を探し続けない。

見たい動画を検索する。
タイマーを設定する。
夜に不安を煽る転職動画や人生論を見ない。

先に現実へ一回触れてから休む。

この順番を守る。

体の声を聞く

頭の中だけで人生を動かそうとすると、どこかで止まる。

自分の場合は、ジャンカラで声を出すと、身体の緊張が抜ける。

海へ行ったときは、時間や場所の自由を強く感じた。

散歩、自然、入浴、睡眠、食事、声を出すこと。

こうした行動は、仕事とは無関係な娯楽ではない。

自分が現実へ向き合うための状態管理でもある。

体の声を聞き、エネルギーを滞らせない。

自分の言葉を外へ出す。
制作物を外へ出す。
応募を外へ出す。
価値を外へ出す。

その反応として、評価、仕事、収入を受け取る。

お金も、価値も、エネルギーも循環させる。

これからのフェーズ

過去のフェーズは必要だった。

自分を立て直し、考え、作り、記録した。

その期間を否定しない。

しかし、今は次のフェーズへ進む。

作った価値を外へ出す。

評価される怖さを引き受ける。

継続収入を再開する。

選択権を取り戻す。

月収100万円という野望も諦めない。

ただし、今日やることは一つだけでいい。

外部接続を一件行う。

それが、新しいフェーズの始まりである。