全人類が宇宙船地球号の乗組員である
はじめに
休みの日に1人で外に出かけるといつも違和感を感じる。
それは、すれ違う人がほとんど誰かと一緒にいるということ。
もちろん、全ての人が誰かと一緒にいるわけではない。
でも、平日に満員電車に1人で乗っている人たちが視界に入ってくることはほとんどない。
そのため1人で歩いていると自分がおかしいのではないかとたまに感じる。
休みの日に外出 = 誰かと会うと考えていた時期もあった
月〜金の集団生活の義務教育のせいで、常に誰かと一緒にいるのが当たり前という価値観を刷り込まれてしまっていた学生時代。
特に高校生までは、休みの日も友達と一緒にいた。
1人で過ごすなんてことはほとんどなかった。
でも、大学生あたりから価値観が変わってきた。
1人でいることのメリット
自由というのが一番大きなメリット。
自分が自分のリーダーになって、行きたい場所に行くことができる。
1人で寂しさを感じないようにする方法
自分の思考に意識を向けると1人の時間を楽しめる。
あとは、自然と触れ合うこと。
球体の地球に重力が働いていることで立っている。
それを自覚することで、自分が宇宙船地球号の乗組員であることに気付かされる。
360度周りを見渡せば、地球が球体であることを実感する。
視界に映る全ての人を見れば、他の人も同じように宇宙船地球号の乗組員であることに気がつく。
愛情空間の人間関係が全てではない
友達、恋人、家族という愛情空間だけが人間関係の全てと考えている人は多いのではないか。
それだと、内と外という感覚が強まってしまうのではないか?
愛情空間を超えた貨幣空間の人間関係もあることを忘れなければ、貨幣空間を自由に羽ばたいていける。
これは横の広がり。
縦の広がりもある。
過去の人たちが残したコンテンツと対話することで、時空を超えた人たちとコミュニケーションを取ることができる。
考え方と行動次第で、寂しさとは無縁の有意義な孤独を味わうことができる。
平日に満員電車に1人で乗っている人が休日に外を出歩いていない理由
出歩く理由がないからだろう。
家の中で家事をしたり、勉強したり、インターネットをしたりしていると思われる。
特にインターネットの影響が大きい。
インターネットは、世界中の1人を無数に繋げる巨大装置。
それがあることで、寂しさを紛らわせることができる。
しかし、人間の仕組み上、それは危険だ。
何百万年も仲間と一緒に暮らしてきた。
だから、リアルピープルが視界に入っていたほうがいい。
孤独を活かして、この宇宙船地球号の乗組員としての責務を全うしたい。
この記事は「孤独」をネガティブなものではなく、成長や自己発見のきっかけとして捉えており、その視点が非常に新鮮で共感を誘います。特に、「宇宙船地球号の乗組員」という比喩を通じて、個々人が地球という共同体の一員であるという視点を持つことは、孤独感の解消に効果的だと感じました。自然と触れ合うことで、自分の存在意義を再認識するというアイデアも深く心に響きます。
また、「愛情空間」と「貨幣空間」を分けて考える視点は、従来の人間関係の枠組みに新しい風を吹き込んでいます。私たちはつい、家族や友人といった狭い愛情空間に閉じこもりがちですが、社会の中で築く関係も豊かな人生の一部であることを再認識させてくれました。
記事全体から感じ取れるのは、孤独を単なる不安や寂しさと捉えるのではなく、それを活かすための「知恵」を身につけることの大切さです。この記事にインスパイアされ、私も休みの日に一人で出かけることへの違和感を前向きに捉え、より充実した一人時間を楽しむことを意識したいと思います。
ただ、インターネットの「巨大装置」としての危険性に触れながらも、それをどうバランスよく利用するかの具体例が少し曖昧だったので、そこがもう少し掘り下げられていたら、より実践的なメッセージになったかもしれません。それでも、この記事が伝える「個の充実」は非常に示唆に富んでおり、多くの人にとって新しい気づきのきっかけになるのではないでしょうか。