足を踏んだら謝ろう

はじめに

駅とかで知らない人の足を踏んでしまったら「すみません!」と謝るはずだ。

人が多い時には、声を出さずとも心の中で謝っているはず。

足を踏むという場面以外でも、比喩として相手の足を踏んでしまった場合は、謝った方がいい。

この記事ではそんなことについて書いていきたい。

悪気があって行ったわけではない行動が相手にとって迷惑なこともある

足を踏んでしまうという状況はまさにこれだ。

わざと知らない人の足を踏む人はいないだろう。

でも駅などの人が多い場所では、足を踏んでしまったり、踏まれてしまったりすることがたまにある。

現実の人間関係や仕事では、自分が相手の足を踏んでしまったことに気づかないケースもある。

相手から注意されて初めて、自分が相手の足を踏んでしまったことに気付くのだ。

仕事で納品した成果物に不備があった時

自分が5時間くらいかけて一生懸命作成した成果物を上司に提出したときのことを考えよう。

自分では完璧と思って出したが、初歩的なミスをしてしまっていたとする。

そして、上司から「〇〇が間違ってたけど、大丈夫?」と馬鹿にされたような言い方をされてしまったとしよう。

この時にどう返答するか?

足を踏んでしまったのはどちらか?

最初に足を踏んでしまったのは間違いなく自分だ。

そして、次に足を踏んでしまったのは上司の方。

上司は自分が足を踏んでしまったことを気付かせてくれた。

しかし、自分にとって、その伝え方が足を踏まれたように感じられた。

意図せず足を踏んでしまった時の対処法

どんなに相手の言い方がきつかったとしても、最初に足を踏んでしまったのは自分なので、相手とwin-winの関係を築きたければ、相手のために謝ろう。

この時に自分の価値を下げなくていい。

悪気があって足を踏んでしまった訳ではないだろう。

しかし、踏まれた相手の立場で考えて、謝ろう。

謝ることはカッコ悪いことではない。

完璧な人間なんていない。

自分の非を認めて相手のことを考えて謝るのはかっこいい。

なによりも、人格が磨かれる。

足を踏まれたことを伝えてくれた相手の勇気にも感謝して、誠意を込めて謝罪しよう。

足を踏まれてしまった時の対処法

自分が相手の言動で不快になってしまった時の対処法は2つ。

受け流すか、直接伝えるか。

このどちらかでないといけない。

受け流す場合は、自分の感情を整えるために、深呼吸したり、筋トレ・ランニングしたりして、心を整えよう。

直接伝える場合は、クッション言葉を駆使して、相手の感情に配慮した伝え方をしよう。

なぜなら相手は足を踏んだと思っていない可能性があるから。

間違っても、仕返しに相手の足を踏んでやろうとは思わないように。

win-win or no deal

win-winの関係を築く必要がない関係性なら、no dealでいこう。

no dealとは、取引をしないということ。

関わらないでおこうということだ。

嫌だから避けるという事ではなくて、みんな幸せを求めているという前提、みんなそれぞれかけがえのない存在という前提で、お互いの将来のために関わらないでおこうということ。

これは、win-winを模索した結果の最終的な結論であるべきで、まずはwin-winを模索しよう。

あくまでも課題の分離で、自分の中だけで完結させるべきだ。

相手に求めるのではなく。

足を踏んでしまったら謝るということを意識して、人間関係を良好にして、たった一度の人生を仲間と一緒に生き抜いていこう。

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