「時間と空間を操る量子力学的習慣術」を読んでみた
はじめに
最近、量子力学の本を読んでいます。
量子力学とは、宇宙にあるすべてのものは素粒子で出来ているという理論のことです。
この本では、量子力学的な考えで、人生を充実させる方法が語られています。
高い周波数と低い周波数
愛・感謝・喜びは高い周波数、憎しみ・悲しみなどは低い周波数を持っています。
周波数とは、1秒間に繰り返す波の数のことです。
パラレルワールド
パラレルワールドという言葉があります。
周波数の異なる世界があるということです。
テレビのチャンネルを3にするとNHKが放送され、1にするとフジテレビが放送されるように、ポジティブなエネルギーが集まる場所やネガティブなエネルギーが集まる場所があります。
ポジティブな場所には高い周波数が集まっていて、ネガティブな場所には低い周波数が集まっています。
高い周波数
楽しい!ワクワク!という感情からは高い周波数が発せられます。
周波数のことはフォトンとも呼ばれます。
楽しい感情が起点となって、物事に取り組めば結果はいい方向に転ぶでしょう。
例え、客観的に見て悪い結果だったとしても、主観で清々しい気分でいられるはずです。
感謝や祈りなどは、宗教に近いですが、これらの行為を行っても高い周波数が出るみたいです。
周りに漂っている周波数は自分に取り入れることも出来ます。
自然が多い場所には高い周波数が漂っているので、そのような場所に身をおくと、高い周波数を取り入れることが出来ます。
低い周波数
職場や電車内でやる気が出ないように感じたりする時があります。
原因として考えられるのは、そこにいる人たちが発している低い周波数を自分の中に取り入れてしまっているからです。
周波数の伝播(でんぱ)
自分が発する周波数は強ければ強いほど周りに伝播させていくことが出来ます。
強い意志を持って生きていくことで、自分の内側から変えていき、周りにもポジティブな影響を与えることができるかもしれないということです。
地球時間と意識時間
時間は時計によってのみ定められる訳ではありません。
私たちが体感する時間というのもあります。
時計で測られる時間が地球時間、私たちが体感する時間が意識時間です。
地球時間は一定ですが、意識時間は一定ではありません。
楽しい時間はあっという間に感じたり、退屈な時間を長く感じるたりするのは、意識時間と地球時間が異なるからです。
何に意識を向けるかで人生は大きく変わる
何に意識を向けるかというのが、結果を出すためには重要です。
例えば資格の勉強をしている時に、「こんなことやって意味あるんだろうか?」ということに意識が向いていたら、目の前の学習内容に集中できません。
逆に、「出来ないことをできるようにしていく過程に意味がある。仕事にもその努力の過程が生かされるかもしれない。」というマインドで取り組んだら、集中することが出来るでしょう。
この本の著者は、結局マインドが大事ということを言っていました。
生きているだけで奇跡が起こっている
私たちの体はいくつかの細胞が集まってできています。
その細胞は、さらに分解していくと素粒子になります。
素粒子が集まって、私たちの体はできているので、それは奇跡的なことです。
生きているだけで奇跡のようなものです。
Zero Point Field
ゼロポイントフィールドという概念があります。
ZPFと称されます(Zero Point Field)。
この空間は、集中すれば誰もが到達できる場所です。
作曲家が「降りてきた」という時、ZPFから情報をインストールすることが出来たということになります。
個人的な体験で言うと、本を読んでいて、作者の言ってることに心から共感する時、ZPFにアクセスしている感覚があります。
仕事中にもその感覚が降りてくることがあります。
フロー体験のようなもの
ZPFはフローに入った、ゾーンに入ったと言う表現に近いです。
結局、量子力学はいかにフロー体験を得ていくかということかと思います。
ミハイ・チクセントミハイという人が書いた面白い本があります。
思考のフロー、身体のフローなどいろんなフローについて書かれた本です。
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