コミュニケーションが難しい4つの原因とその解決策

はじめに

コミュニケーションは得意ですか?

僕は苦手です。コミュニケーションは難しいと思います。

相手の話を理解して自分の思いを伝える。

そんな単純なことのように思いますが、相手の心は見えないし、自分の本音をどこまで伝えるのか、また自分の中で何となく思ってることをどう言語化して相手に伝えたら分かってもらえるのか・・・。

そんなことを考えていくと、コミュニケーションは難しいです。

原因と対策について書いてみました。

原因①: 自分が内側で思っていることを外に出した時に、形が変化するから

自分が心の中で思っている内容と、相手に伝えるために言語化したときの内容は違うものになっている気がします。

頭の中で何となく考えていることと、実際に言葉にして人に伝えることの間には大きな壁があるように感じます。

その壁は慣れてくると壊れていく感覚がありますが、普段自分が何となく考えていることは、実際に人を前にして話してみると、中々うまく伝わらないものです。

もちろんコミュニケーション能力が高い人は、この壁が限りなく0に近いでしょう。

原因①の解決策

自分が心の中で思っていることと、相手に伝える言葉との乖離を無くすためには、ブログを書いたり、メモ書きをしたり、話す機会を増やすのがいいでしょう。

就活の時に面接は場慣れするのがいいといろんな人から言われました。

まさにそんな感じです。

原因②: 声のトーン、抑揚が人それぞれ異なるから

電車の中や居酒屋などの周りの音が大きい環境に居てもよく通る声を出せる人もいる一方で、僕のように相手に声がなかなか通らない人もいます

声の高い、低いという違いもあります。

僕は声が低く、あまり大きくありません、

なので昔から飲み会などでは、声が通らずに自然と口数が少なくなっていました。

周りに人がいない状況で、1対1のコミュニケーションであれば、なんとか会話できます。

原因②の解決策

以前ネットで調べて出てきた方法なのですが、話す前にびっくりした感じで息を大きく吸うといいみたいです。

歌を聴いているとたまに息を吸う音が聞こえてきますが、あんな感じです。

背筋はピンと伸ばしておいた方がいいでしょう。

また、口を大きめに開けるといいと思います。

原因③: 自分の抽象度と相手の抽象度が合わないから

自分と相手の中にある言葉の定義が少し違います。

同じ言葉を聞いても人それぞれ頭の中に思い浮かべるイメージが異なるということがあります。

抽象度とは言葉で現実を切り取ることです。

りんごを抽象化すると果物になります。

仕事で分からないことがあったとき、上司に質問するという場面では、自分の置かれている状況を説明しても伝わらないことがあります。

それは自分の立場で状況を抽象化してしまっているからです。

原因③の解決策

相手の立場を考えて、相手の理解に合わせて、話を進める必要があります。

相手が思い浮かべている言葉のイメージと自分が相手に伝えるときに使用する言葉のイメージを合わせることが必要です。

「自分が分かっていることは相手も分かっているはず」という思い込みを捨てることから始めてみるのがいいのではないでしょうか。

また、相手が言葉をどのように使っているのかに意識を向けることが大事です。

相手が使用している言葉が分からなかったら質問しましょう。

原因④: 世の中には、天才タイプと秀才タイプと凡人タイプがいるから

天才を殺す凡人という本があります。

この本で、創造性を重視するのが天才タイプ、再現性を重視するのが秀才タイプ、共感性を重視するのが凡人タイプという話が出てきます。

僕は、創造性を発揮することに魅力を感じるので、天才タイプです。

天才が一番響きがいいから、自分のことを天才タイプと思っているという面も正直あります。

ただ、事実として創造性に価値を最も置いているので、この本で言われている天才は自分のことだと感じています。

秀才タイプの人とは話が合わないと感じることが多いです。

秀才は、規則や前例などで話をするのに対し、天才は、宇宙や真理などの観点で話をします。

天才は世の中を良くするために、規則や前例を無視して考えてしまいます。

意識していることが異なるので、話が平行線になりがちです。

秀才と話をするときは、相手が以前使用した言葉を使うと良いと書かれていました。

原因④の解決策

会社の中でルールを守り、長く在籍できている人に対しては、その人が以前使用した言葉を使って会話するのがいいと思います。

また、その人が行動基準としているルールを学び、そのルールを具体的な事象に応用するという姿勢で仕事を進めていくのがいいです。

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