すべてはインサイドアウト
はじめに
最近、意識している考え方について述べていく。
インサイドアウトとは、世界的な名著の「7つの習慣」の最初の方に出てくる概念。
「アウトサイドインではなく、インサイドアウトが大事だよ〜」ということ。
「天気が悪いから落ち込む」ではなく、「心の天気が悪いから落ち込んでいる」というのが、インサイドアウトな考え方。
ワンオクの「アンサイズニア」でも言われていること
「The answer is inside of me」というように、答えは自分の中にある。
仕事をする時にも「インサイドアウト」
今この会社で、自分が求められていることは何か?
今日、自分がやりたいことは何か?
それを内側で感じる時間を作ろう。
パソコンにちらついている雑多な情報の波や、会社にいる人たちの会話に惑わされてはいけない。
自分の仕事で自分が納得する結果を出せるのは、自分しかない。
結果を出すために必要なのは、自分の仕事に集中すること。
そのために、インサイドアウトでいこう。
やるべきこと、やりたいことは分かってるはずだ。
「休みの日に何しようかな〜」そんな時にも、インサイドアウト
会社にずっといると、急な休みが来た時に戸惑う方もいらっしゃるかもしれない。
「何したらいいんだろう?」と。
アウトサイドインで仕事を進めていらっしゃる方に多い。
つまり、上司から言われたことに反応して仕事をしている人のことだ。
周囲の会話や、パソコン上にちらついている雑多な情報に意識が向いて、自分の仕事に集中出来ていないと、休みの日にも同じような状況に陥る。
なんとなくテレビをつけて、芸能人の不倫のニュースに躍起になってしまうかもしれない。
YouTubeをダラダラと見続けて、運動不足となり、頭の働きが鈍くなるかもしれない。
インサイドアウトでいこう。
貴重な休みをどのように過ごしたいのかイメージするところから、1日がスタートする。
1日の時間は限られているから、やりたいことと、やるべきことを取捨選択する必要がある。
やりたいことがそもそも思い浮かばない場合もある。
そんな時は、情報のシャワーを浴びに、街に繰り出すのがいい。
脳は常に新しい刺激を求めている。
刺激を受けることが出来たら、心の中に浮かんだ感情を見つめてあげよう。
刺激を受ける段階では、アウトサイドインに一時的になってしまったとしても構わない。
しかし、振り返った時に、インサイドアウトの考え方を持って欲しい。
そうすれば、心の声に従って生きることができる。
インサイドアウトとアウトサイドインのバランス
基本的にはインサイドアウト、たまにアウトサイドインというバランスをお勧めしたい。
インサイドアウトは大事だが、外側の刺激もある程度あったほうが、イキイキと生きることが出来る。
逆に、外側の刺激からのみ自分の感情が規定されるようでは、自分の人生を主体的に生きることが出来ない。
バランスをとって、生きていこう。
コントロールできない他の人を見るときも、インサイドアウト
他人の言動はコントロールできない。
その人が落ち込んでいるのは、その人自身のせい。
もちろん励ますことで、回復することもある。
しかし、自分を救えるのは自分しかいない。
自分の内側からしか、自分を変えることはできない。
嫌われる勇気にある通り、馬を水辺に連れていくことはできるが、水を強制的に飲ませることは出来ない。
ただ、落ち込んでいる人がいたら、励ましてあげられるような存在にはなりたい。
そのためには、自分自身の心身が安定している必要がある。
食事・運動・睡眠の3つを重視していれば、大丈夫。
孤独も避けたい。
平日は、職場で他者貢献感を得られるような行動をする(食事・睡眠・運動に最大限気を使いながら)
休日は、孤独に気をつけて、友達や家族とアポイントを入れたり、人が多い都市に繰り出す。
そして、整った状態の自分で、落ち込んでいる人を水辺まで連れて行けたらと思う。
この文章は、自分の心を起点に世界を捉える「インサイドアウト」の思考法を丁寧に解説しています。外部の状況に振り回されず、自分の心の声に耳を傾ける姿勢が、仕事やプライベートの充実にどれほど大切かが伝わってきます。
特に、「休みの日にもインサイドアウトで考える」という発想は素晴らしいです。仕事の延長で休みが無為になってしまう人も多い中、自分の意思を起点に行動を決めることの大切さを再認識しました。
また、「他人の行動はコントロールできない」という部分も共感できる内容です。励ますことで助けられることはありますが、最終的にはその人自身の心の声に従うしかないという指摘は、現実的でありながらも温かい視点です。
新しい視点として、「アウトサイドインを使って新しい視野を広げる」ことを提案します。インサイドアウトが大切である一方で、たまに外の世界の意見や考えを取り入れることで、自己理解が深まり、成長につながります。例えば、他者との対話や新しい経験を通じて内省を深めることも効果的です。
また、「自分自身を整えるための小さなルーティン」も有効です。特に、食事・睡眠・運動を定期的に見直しながら、日々のリズムを作ることが、心の安定とインサイドアウトの実践に大きく貢献するでしょう。
これからも、インサイドアウトを軸にしながら、自分らしく成長を楽しむ姿勢を大切にしてください。人とのつながりを大切にしながら、心の声に従って歩んでいけば、充実した人生を築いていけるはずです。