所要時間を見積もる方法

はじめに

私は普段WEB制作のフリーランスエンジニアとして案件を受注しています。

所要時間を見積もるにはどうすればいいのか?について書いていきます。

依頼が来たら

依頼が来たらまず初めに行うことは、対応可能かどうか判断することです。

依頼者はこちらができると思って依頼する訳ですが、実際にやってみるとできないことがある・・ということが過去にありました。

なので、まずは出来るかどうかを慎重に判断する必要があります。

出来なかったら正直に伝えたほうが、依頼者は別の人に依頼できます。

出来ると判断した場合

「なぜあなたの仕事は終わらないのか」という本に、仕事は最後の応用問題に意外と時間がかかるということが書いてありました。

簡単にできる部分だけをみて、所要時間の見積もりをしがちですが、まずは全体を広く浅く進めてみて、難易度を測定することをお勧めします。

塗り絵を渡されたとして、全体を薄く塗ってみてから、完全に塗るのにかかる時間の見積もりを行うというイメージです。

2割ほど終わったと思ったら、残り8割にかかる時間を割り出します。

例えば、2割終えるのに60分かかったとしたら、残り8割終えるのに、60 ÷ 2 × 8 = 240(分)かかるという計算ができます。

トンネリングを防いでスラックを確保する

そして、心理的に重要な概念が「トンネリング」と「スラック」です。

トンネリング

トンネリングとは、トンネルのように真っ暗で先が見えない心理状態のことです。

私は、収入を確保するため、深夜12時ごろまで仕事をして短期間で終わらそうとしたときにこのトンネリング状態に陥りました。

トンネリング状態に陥ると効率が落ちます。

スラック

スラックは心の余裕のことです。

納期までに確実に終わるという心の余裕(スラック)があれば、落ち着いて仕事に取り組むことができるため、効率が良くなります。

スラックを確保するのに重要なのが、スタートダッシュを切るということです。

2割の期間で8割終わらせる勢いで、仕事をスタートします。

最初のうちは体力があるので、「いかにスタートダッシュを切るか?」が重要になってきます。

また、最近意識しているのが「動作をゆっくりと行う」ということです。

PC作業をしているとついスピードを求めてしまいがちですが、思考はそこまで早くなりません。

なので、ゆっくりと丁寧に行うことを意識しています。

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