図書館で「働き方の哲学」を読んだ感想
はじめに
今日の午前中に、愛知県一宮市の一宮駅にある図書館で「働き方の哲学」という本を読んできました。
その感想を書いていきます。
読書メモ
読書しながらスマホのメモに書いていった内容を公開します。
この本の目的=おおらかな観を醸成すること
仕事は人生の大部分を占めている
3人のレンガ積み
長い時間×忍耐×創造性によってなし得る仕事がある
仕事はチャンスの塊
技能的自立・経済的自立・身体的自立ができているかと自分に問いかける
守・破・離
ある程度計画が固まったらやってみて、もがいて進んでいけば、見晴らしのいい場所に辿り着ける
習慣にしてしまえば楽
目標設定の「SMART」
使命→共振→成長→承認→お金
使命を持てばシャワー効果が起こる
自己実現の欲求を満たすことにフォーカスすべき
人財を目指す
組織の中で協調的にやっていくにはどうしたらいいかを考える
「職業人」的な意識を持つ
野ガモを飼い慣らすな
横浜であったカモメにパンを与えなかった理由
心身の健康は、「予防」が大事
ストレスに対する4つのアプローチ
- 直接手を打つ
- 鈍感になる
- 仕事に大きな意味を見つける
- サポートを受ける
アサーション
入社後のミスマッチには適応していきたい
良いストレスを得よう
アクションプラン
- 仕事に取り組むときには、使命感を持つように意識する
- 職務経歴書を更新する
- ある程度計画を立てたらやってみて、もがいてみる
- 良い習慣と悪い習慣を書き出す→良い習慣を増やして悪い習慣を減らす
- SMARTな目標を書き出す
- ブログで自分の価値観を示していく
3人のレンガ積み
「なぜその仕事をしているのか?」に対する答えが重要というお話です。
中世のヨーロッパで、3人のレンガ積みがいて、旅人が「何をしているのですか?」と尋ねました。
1人目は、「上司からの命令で、暑い日も寒い日も仕方なくレンガを積んでいる」
2人目は、「この辺りでは割のいい仕事をしている。生活のために稼いでいる」
3人目は、「後世に残る大聖堂の建設に携わっていて、誇りに思っている」
といった回答をしました。
どんな仕事でも大きな目的の上に成り立っていると思えば、やる気が出てくると思います。
例えば、ソフトウェアエンジニアという仕事で言うと、「お客様の業務を効率化して、お客様に喜んでもらうためのアプリケーションを作っている」と思うことが出来ればやる気が出てきます。
目標設定の「SMART」
SMARTを意識して目標を立てると上手くいきます。
SMARTとは、こちらの英単語の頭文字を合わせた単語です。
- Specific(具体的である)
- Measureable(測定可能である)
- Achievable(達成可能である)
- Relevant(関連性がある)
- Time-bound(期日がある)
例えば、今後の私の場合、「知り合いのWEBデザイナーさんから依頼されたコーディングの仕事を、10日以内に終わらせる」という目標を立てることができ、SMARTになっているかを分析すると以下のようになりました。
SMART | 分析結果 |
---|---|
Specific(具体的である) | 「知り合いのWEBデザイナーさんから依頼されたコーディングの仕事を、10日以内に終わらせる」という目標は、十分具体的なのでOK |
Mesureable(測定可能である) | 10日以内に終わったかどうかを測定可能なのでOK |
Achievable(達成可能である) | これまでにもコーディングを期日内に納品してきたのでOK |
Relevant(関連性がある) | 自分が今後も社会に提供していきたい「WEBエンジニア」としての仕事なので、キャリアに対する関連性があるのでOK |
Time-bound(期日がある) | 10日以内という期日があるのでOK |
野ガモを飼い慣らすな
先日、桜木町に行ったときに川の近くのベンチでパンを食べていたら「カモメ」や「スズメ」に狙われました(参考: https://ki-hi-ro.com/seishun-18-kippu-3-5/#kamome)。
このときにパンを与えなかった理由は、自分たちで餌を獲得する力が衰えてしまい、長期的に考えると鳥にとって良くないと考えたからです。
実際に生きているということは、自分たちで餌を食べて生きているので、自分がパンを与えてしまうと、その能力を阻害してしまうと考えました。
野ガモを飼い慣らすなという言葉は、以下のような逸話(参考: https://www.hr-doctor.com/news/management/chiken-mail/news-2932?content=news-2932)も踏まえて、私が考えた教訓です。
湖に老人が住んでいた。
老人は毎年遠くから飛んでくる野鴨たちに餌を与えていた。
野鴨は渡鳥で、本来一つの湖に止まり続けることはない。
しかし、この湖が快適でずっと居続けてしまった。
しばらく美味しい餌も手に入り、恵まれた生活が続いていたが、老人が亡くなってしまい、食べるものが無くなってしまった。
野鴨たちは、餌を求めて次の湖に飛び立とうとするが、美味しい餌が与えられる湖での生活に慣れてしまったため、飛べなくなってしまっていた。
私自身も2月1日から正社員として会社に雇用されて、毎月一定の給料が振り込まれることになるのですが、飼い慣らされないように注意したいです。
いわゆる社畜にならないようにするべきです。
そのためには、職業人として、会社に依存せず個人でも活躍できるスキルを意識して磨き続けていく必要があります。
会社はパートナーと位置付けて、自分が活躍できる機会を提供していただける場所と捉えることにします。
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