転職の意義
はじめに
クリスの以下の動画に触発されてこの記事を書いている。
触発された発言
触発された部分は、10:38くらいから始まる以下の発言だ。
本当に嫌だったら、変えればいいんだよ。
仕事のコーチやっててよく聞くのは、これやったら、
この仕事を永遠に続けないといけないと思っている人がたくさんいるということ。
違うんだよ。
仕事なんて変えればいいんだよ(自分の好きじゃないことだったら)
冷静にプランを考えて。
気軽に変えろって言ってるんじゃないよ。
特に家族とか家賃を払っていたり、ローンを払っていたり、資格が必要になったりっていったら、本当に6ヶ月とかのプランをかけて変えるとか。
お世話になった人に本当にありがとうと伝えて変えるとか。
そうやって、しっかり考えて変えるのは全然できるわけよ。
逆に、この仕事嫌いで、やる気もなくて、下手で、
「ここで一生残らないとダメなんだ・・・」と思ってる人?
経営者も困るよ?
そんな人が働いてて、首にできない訳でしょ?
「辞めてくれ」って言っても辞めてくれない訳でしょ?
困るぜ!?
経営者も、もっとやりたい人を探してる訳でしょ??
逆に、自分にその仕事が合わなくて、
自分がその仕事を「お世話になりました」って言って辞めて変えることで、
他にその仕事が得意で、好きな人が入る可能性もあるんだよね?
そして、その会社の人たちも、あなたも幸せになる。
その会社の人たちも、顔には出していないけど、
あなたに幸せになってほしいと思ってるんだよね。
辞めて自分よりもその仕事が好きで得意な人にポジションを渡す
転職したいと少しでも感じているあなたに朗報。
先ほどのクリスの発言の通り、何か辞めたい理由があるなら、潔く辞めた方がいい。
もちろん、しっかりと考えた上で、感謝して辞めよう。
自分はそのようにして、ビジネスホテルのフロント職を2018年に辞めた。
最良の選択だったと思っている。
そのおかげで地元に帰って、今のキャリアにつながるようなプログラミングの勉強をする時間が生まれた。
正直、人と話すのは苦手だった。
大学生の頃は、コミュニケーションが良好な方が人生を楽しめるとの価値観が強く、ホテルのフロント職で他の人とコミュニケーションを取ることができれば、彼女もできて人生も楽しめるのではないかと思っていた。
しかし、自分の気質をよく見て、現在のITの仕事を選んで良かった。
今は、リモートでPowerBIの改修業務を行なっている。
人と話すのは、朝礼と夕礼の限られた時間だけだ。
準備できるので、全く苦ではない。
ビジネスホテルのフロント職は、自分よりも人と接するのが得意な人が、自分の代わりに自分がやっていた業務をこなしているだろう。
それでいい。
そうやって、資本主義社会は回り続けている。
だから、少しでも苦手だなと思ったりしたら、転職を考えよう。
もっとその仕事が好きで得意な人に、その仕事を任せた方がいい。
高い山を見て努力を続ける
世の中の仕事は限られている。
だから自分よりもその仕事が好きで得意な人は、山ほどいるだろう。
より良い待遇の求人には、優秀な人が集まってくる。
だからこそ、努力を続ける必要がある。
社会人になって一つの会社に属すると、自分のレベルに近い人たちに囲まれることになるだろう。
ここが学生時代との決定的な差だと思う。
学生時代には、自分よりも勉強ができて、人付き合いも良好で、異性からモテる人を毎日見てきたはずだ。
しかし、会社に入ると、同じレベル(人間に優劣をつけるのは間違っているが、勉強ができるなどの一つの定規で測った時のレベルをここでは考える)の人たちしか目に入らなくなる。
しかし、あなたが今いるポジションで有限な時間を使って結果を出せるのはあなたしかいない。
優秀な人は別のフィールドで戦っているかもしれないが、今置かれた環境で、自分だけが気づいている問題を仲間と共有して、周りを巻き込んで解決していこう。
そして、結果を出し続け、自信を高めよう。
会社の中だけではなく、転職活動をして、優秀な人たちの基準を意識しよう。
フリーランスで開発を一気通貫で行える人材に対して、月収60〜100万円を用意しているというフリーランス求人の広告がたまに流れてくる。
山を見据えて、そこに向けて努力を継続していこう。
少しづつ、山を登り切るための体力が鍛えられていくはずだ。
高い目線を持たないと、不平不満に意識が向いてしまう。
miletの「Fly High」にあるように、5度上を狙っていこう。(2:17あたり)
自分の可能性を信じて、努力を続ける。
A地点を目指していれば、辿り着けなかったとしても、B地点に到達できるかもしれない。
A地点を目指していなければ、B地点に到達することもできない。
登山するかトレッキングするか
働き方の哲学に、キャリアは登山型とトレッキング型があると書かれていた。
5年くらい前に、この概念にハッとさせれた。
東京の学生時代のヒエラルキーの価値観に染まっていた私にとって、トレッキングという人生の楽しみ方もあるんだと考えさせられた。
トレッキングとは、頂上を目指して脇目も振らずに山登りをするのではなく、曲がりくねった道を、外の美しい景色を見ながら楽しんでいくというキャリアの積み方のこと。
自分はこの感じで、25歳から現在の30歳まで、キャリアの道を歩んできた。
だが、これから(特に今年は)、WEBエンジニアで月収100万円という山の頂上を見据えて、登山を始めたい。
たった一度の人生で、トレッキングばかりしていられない。
もう十分、山の途中から見える景色は楽しんだ。
後は覚悟を決めて、山頂を目指して脇目も振らずに、突き進んでいこう。
疲れたら、池の辺りで十分休息を取ればいい。
その間も、山頂を心に抱いたままでありたい。
山頂にたどり着くまでの道のりは、ヘリコプターで山頂に何も努力せずに辿り着いてしまうよりも楽しいだろう。
これから人生を変えていく。
天国にいる「まる」に、やり切った状態で会いたい。
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