笑い声、陽気、幸せ、雑談ハラスメント
はじめに
セクシャルハラスメント、パワーハラスメント、モラルハラスメント。
世の中には様々なハラスメントがある。
最近、不機嫌ハラスメントという言葉も目にする。
まだ言われていないはず(世の中で叫ばれていないはず)だが、個人的にあると思っているのが、タイトルにある通りのハラスメント。
笑い声などは、当人たちは本当に楽しくて、感情表現として行っているんだろう。
加害者になっているという自覚はないのかもしれない。
どんなハラスメント?
今回取り上げたいハラスメントは、笑い声などの楽しそうな雰囲気が、周囲の人に及ぼす影響のことだ。
特に、学校や職場などの閉鎖された空間で、このハラスメントは起こりうる。
ずっと話し続けて、友達とワイワイやっている人が引き起こすのが、今回取り上げたいハラスメント。
ハラスメントは、被害者がハラスメントと感じたら、ハラスメントになる。
不特定多数の人が集まる都市などでは、いろんな人が行き交っていて、ハラスメントと感じることはない。
電車の中では起こりうるかもしれない。
名前をつけるとするなら
笑い声ハラスメントと命名する。
タイトルには、陽気、幸せ、雑談と書いた。
これらに共通して笑い声が含まれるため、笑い声ハラスメントと命名する。
この記事を書こうと思った理由
最近、職場で引っ越しがあった。
引っ越す前は、周囲に人がいなくて、チームメンバーだけだった。
明るいキャラクターの人も近くにいなかった。
しかし、引っ越し先には、とても明るい方が大声で話して、笑い合っていた。
カルチャーショックを受けた。
と同時に、自分たちが否定されているように感じた。
存在価値が低下したという感じだ。
そこで、笑い声ハラスメントというものが存在するのではないかと思った次第である。
笑うこと = 善という価値観
ご機嫌取りのために、特におかしいことを言っているわけでもないのに、ハハハと笑う人が多い。
もちろん、愛想が悪いよりは良い方がいいのかもしれない。
笑うことで楽しくなるという効果もある。
楽しいから笑うという方向だけではない。
自分は、人とコミュニケーションするときに、声を出して笑うことは、あまりないが、朝、シャワーを浴びるときに、笑顔を無理矢理作るようにしている。
そうすると、上機嫌で過ごせるからだ。
そもそも、平日は職場の人とあまり雑談をしない。
たまに会う、友達や家族と話す時は、笑い声を出している。
けど、本当に楽しいときに限る。
YouTubeを見ているときに、声を出して笑うことはある。
ただ、笑い声がなくてもコミュニケーションは成立する。
意思疎通できればいい。
笑い声がまったくない世界は虚しいのかもしれない
笑い声がハラスメントになりうることをこの記事では主張している。
しかし、もし、笑い声がまったくない世界があったとしたら、虚しくないだろうか。
試験を受けているような空気、通勤中の電車の中のような空気がずっと続くのは、虚しい。
だから、笑い声で空気を盛り上げてくれる方々には感謝できる。
自分も誰かと話す時は、できる限り笑うようにして、その場を盛り上げていけたらと思う。
学生の時は、友達と話していたときに、腹の底から笑いが込み上げてくることが多かった。
どんな条件が揃っていたかというと、運動していた、友達と話す = 楽しいという価値観が身近にあったというのが考えられる。
運動は習慣化したい。
早起きして、近くにあるchocoZAPでランニングしよう。
職場の人との会話も、自分から笑いを取り入れるように、徐々にしていきたいと思う。
ユーモアを大事に。
笑い声ハラスメントの被害者は落ち込んでいる人
笑い声ハラスメントの加害者は、悪気があるわけではない。
悪意なく、被害者を作ってしまうのが、笑い声ハラスメント。
被害者の問題と考えることもできる。
落ち込んでいる自分と、楽しそうに笑い合っているあの人たちとの比較で、さらに落ち込むという状況はあるのではないか。
笑い声ハラスメントの加害者にならないための対策
対策を挙げていこう。
まずは、笑い声ハラスメントの加害者にならないための対策。
空気を読むことで加害者になることを防ぐことができる。
周りを見渡して、落ち込んでいそうな、元気がなさそうな人がいたら、笑い声のボリュームを下げよう。
そうすれば、落ち込んでいる人に笑い声でハラスメントすることを防ぐことができる。
笑い声ハラスメントの被害者にならないための対策
一方、笑い声ハラスメントの被害者にならないための対策は、人と比べない習慣を持つことだ。
人それぞれ、生まれ持った家庭環境、容姿、身体能力の違いがある。
そして、誰も人生の代講はできない。
あなた以外はあなたになれない。
だから、落ち込んでいる今の状況は、たった一度のあなたの人生にとって必要なこと。
笑い合って楽しそうにしているあの人たちと比べて、さらに落ち込む必要はない。
さらに落ち込むのも、あなたの人生にとって必要なことなのかもしれないが、落ち込んでばかりでは、人生は楽しめないはずだ。
落ちたら上がろう。
そのために、どんなときも人と比べないようにすることをおすすめする。
自分の人生に集中していこう。
コメントを残す