毎日を楽しめる人の考え方
はじめに
「人生は楽しむためにある」というのが、この本の著者 樺沢さんの主張です。私もその意見に完全に同意します。
楽しい1日が毎日続けば、”1ヶ月楽しかった” と感じる。1年続けば、”今年も楽しかった” となる。そして、一生続けば、”楽しい人生だった” となる。
本記事では、楽しむことについて、本書と私の体験を踏まえて、書いていきます。
うつ病のリスク
毎日を楽しめないと、うつ病にかかるリスクが出てきます。
私は、会社員のころ、うつ病のような気分になっていました。当時は、仕事に充実感を感じられず、毎日会社に行くのが辛かったです。
長い時間を過ごす会社で、楽しめていなかったことが原因だと思います。
樺沢さんは、「仕事で楽しめなければ、仕事以外の時間で楽しめばいい。」とおっしゃっています。
当時の自分は、仕事以外の時間も焦ってプログラミングの勉強をしていました。楽しいというよりも、義務感でやっていたのかもしれません。
最近は、仕事以外の時間で楽しむことを意識しているため、毎日気分爽快で過ごせています。
「いい遊び」と「悪い遊び」
この本では、楽しむための行動である「遊び」を「いい遊び」と「悪い遊び」の2種類に分類しています。
いい遊びには、以下のような特徴があります。
- リラックス効果がある
- モチベーションが上がる
- 脳が活性化される
反対に悪い遊びには、以下のような特徴があります。
- 依存性がある
- 疲れを増やす
- 睡眠時間が削られる
いい遊びの具体例
私の場合、以下の項目はいい遊びだと思います。
- カラオケや車内で好きな曲を歌う
- 好きな音楽を聴きながら街をウォーキングする
- ブログやTwitterで、情報発信を行う
これらの行為を行うことで、ととのった状態で仕事に取り組めています。
悪い遊びの具体例
反対に、以下の項目は悪い遊びだと思います。
- 朝まで友達とカラオケをする
- YouTubeや映画を夜遅くまで見る
- 甘いお菓子を食べ過ぎてしまう
これらの行為は、行っている最中は楽しいのですが、後で後悔することになります。行っている最中にも、疲れを感じながら惰性で続けてしまっている感覚があります。
自分のコンフォートゾーンから一歩出てみる
人生を楽しむために重要なのが、コンフォートゾーン(快適領域)から一歩出なければならない物事に挑戦してみるということです。
例えば、以下のような行動をすると、コンフォートゾーンから抜け出すことが出来ます。
- 新しいことを学んでみる
- 行ったことのない場所に行ってみる
- 興味のないコンテンツにあえて触れてみる
新しいことを学んでみる
マーケティング、コピーライティング、心理学、芸術、建築、歴史・・・など世の中には、学べることがたくさんあります。書店に行けば、多くのジャンルが存在します。
新しいことを学ぶことで、自分の考え方がアップデートされて、日常の物事に対する捉え方が変化していく感覚を得ることが出来ます。
私は、プログラミングやマーケティング、哲学を学び始めてから、人生を楽しめるようになっていきました。
行ったことのない場所に行ってみる
毎日同じことの繰り返しだと、脳が活性化しないと思います。
私は昨年、鳥取砂丘や奈良公園、高輪ゲートウェイ駅などに行ってきました。行った後は、脳が活性化されてアイディアがどんどん湧いてくるようになったことを覚えています。
また、1年に1回ほどのペースで引っ越しをしています。
12年間ずっと実家で暮らしていた小・中・高時代よりも、人生を楽しめている感覚があります。
新しい刺激は、人生を楽しむために必須な要素だと確信しています。
興味のないコンテンツにあえて触れてみる
例えば、YouTubeを見ていると、個人に最適化されたチャンネルがどんどん表示されます。
おすすめの動画ばかり見ていると、いずれ楽しいという感情が飽和して、何も感じなくなってしまいます。
そんな時は、ログアウトして自分の興味の外の世界を見てみましょう。
一度興味のないコンテンツに触れると、しばらくした後に、興味のあるコンテンツに触れた時に、以前よりも楽しめている自分に気が付くと思います。
それは、興味のないコンテンツによって、コンフォートゾーンの外に出ることが出来て、自分の考え方が変化したからです。
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