タグ一覧ページでget_queried_object()を使ってみた

はじめに

TCDの記事によると、get_queried_object()で、各ページのクエリ情報を取得することができる。

取得したものを変数に格納する

まずはこちらの一文で、$termという変数に、get_queried_object(); で取得したものを入れておこう。

変数に格納されたオブジェクトを出力してみた

こちらの記事によると、PHPで変数の内容を出力するには、var_dumpを使うので、これで$termの中身を確認してみた。

プログラミングのタグ一覧ページの場合、以下が出力された。

object(WP_Term)#8210 (11) { ["term_id"]=> int(148) ["name"]=> string(21) "プログラミング" ["slug"]=> string(10) "programing" ["term_group"]=> int(0) ["term_taxonomy_id"]=> int(148) ["taxonomy"]=> string(8) "post_tag" ["description"]=> string(0) "" ["parent"]=> int(0) ["count"]=> int(2) ["filter"]=> string(3) "raw" ["term_order"]=> string(1) "4" }

青春18きっぷのタグ一覧ページの場合は、以下。

object(WP_Term)#8210 (11) { ["term_id"]=> int(188) ["name"]=> string(17) "青春18きっぷ" ["slug"]=> string(18) "b-seishun-18-kippu" ["term_group"]=> int(0) ["term_taxonomy_id"]=> int(188) ["taxonomy"]=> string(8) "post_tag" ["description"]=> string(0) "" ["parent"]=> int(0) ["count"]=> int(5) ["filter"]=> string(3) "raw" ["term_order"]=> string(1) "0" }

オブジェクトのプロパティの意味を調べてみた

WP_Termというオブジェクトの中に、プロパティが11個ある。

プログラミングのタグ一覧ページで取得できたWP_Termオブジェクトのプロパティと意味をまとめてみた。

プロパティ意味
term_idタームのID
nameタームの名前
slugタームのスラッグ
term_group親タームのID
term_taxonomy_idタームが属するタクソノミーのID(出力結果を見ると、term_idと同じだった)
taxonomyタームが属するタクソノミーの名前
descriptionタームの説明
parent親タームのID(term_groupと同じ?分けて使う場面がありそう)
countこのタームが使われている回数
filterタームオブジェクトのサニタイズレベル(参考 : WordPressのタクソノミーとタームをマスターする | 滋賀/京都/大阪でホームページ制作ならYUKiYURi WEB
term_orderタームの並び順(プラグイン「Custom Taxonomy Order」で追加)

タームとは

タグの場合、プログラミングや青春18きっぷのこと。

タクソノミーとは

カテゴリーやタグのこと。

オブジェクトからプロパティを出力する方法

プロパティは以下のような形で出力できる。

nameの使用箇所

タグ一覧ページのタイトルで使用している。

Rails | ki-hi-ro.com

一度、以下のように変数に入れて、

タイトルのところで使用している。

スコープを狭くしたほうがいいかもしれない。

リファクタリング可能だ。

countの使用箇所

タイトルの後で、そのタグの記事数を表示させている。

Rails | ki-hi-ro.com

term_orderの使用箇所

管理画面で設定した順番で、サイドバーのタグが表示されている。

青春18きっぷのterm_orderは0で、プログラミングのterm_orderは4である。

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