話が平行線になってしまう原因
はじめに
たまに話が収束せず、ずっと平行線になってしまうことがあるので、記事を書いていく。
話が平行線になってしまう原因
相手の頭の中にあるイメージと自分の頭の中にあるイメージが合わないことが、話が平行線になってしまう原因かと思う。
具体と抽象の問題もある。
考え方が違っても話が合わない。
確率論か決定論かという考え方の違いもある。
やってみなければ分からないというのが確率論で、過去に上手くいったやり方があれば、それに従うと必ず上手く行くというのが決定論。
考えるとは言葉を使うことなので、考え方が異なる両者で話が噛み合わないのは納得できるだろう。
確率論の人が、「こうしてみたらどうなるだろう」と話しているときに、決定論の人は、「過去にこういうやり方があったから、そっちでやった方がいい」と返す。
win-winが大事
お互い、win-winになれるような結論を探していくのがいいと思う。
確率論者が言うAでも、決定論者が言うBでもなく、話し合いの結果導き出されたCでいこうということ。
立場や経験が違うと話が合わない
一つの組織に長く在籍している人にとって、当たり前と思っている前提は、その組織に在籍している期間が短い人にとって、当たり前ではない。
なので、長期在籍者が当たり前のように話していることが理解できないのは当然だ。
分からなければ、間髪入れずに聞く
もしあなたが最近入った組織で、その組織に長く在籍している人の言ってることがわからなければ、間髪入れずに質問しよう。
ここで参考にして欲しい本は、0秒思考の赤羽さんが書いた「自己満足ではない徹底的に聞く」と言う本。
この本で紹介されているアクティブリスニングは、経験が浅いあなたの特効薬になり得る。
相手の話の腰を折らない相槌で相手の話を深掘りし、分からないことがあったら間髪入れずに質問する。
そうすることで、自分が経験してこなかった過去の事実を知ることができるかもしれない。
前提の認識を揃えるのは大変かもしれないが、理解が曖昧なまま話が前に進んでいってしまったら、お互いにとって、あまり意味のない時間になってしまう。
もちろん、会話して信頼関係を築いていくこと自体には意味がある。
ただ、仕事の依頼などをされた場合は、分からないことを潰していかないと、期待に応えることができない。
質問して、前提を揃えて話を進めていこう。
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